円盤型eVTOL「ZERO」 プロペラ収納時
円盤型eVTOL「ZERO」 プロペラ収納時 / Credit:ZEVA
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UFOみたいな「円盤型」電気飛行機が開発中

2021.12.18 Saturday

ZEVA ZERO is a personal disc-shaped eVTOL that speeds at 160 mph through the air https://www.designboom.com/technology/zeva-zero-disc-shaped-evtol-160-mph-speed-12-13-2021/

世界人口の増加に伴い、地上の交通インフラ整備はますます困難になっています。

こうした問題に対処するため、アメリカ・ワシントンを拠点とする航空宇宙企業「ZEVA」は、新たな移動手段を生み出そうと考えています。

個人用の円盤型eVTOL(電動垂直離着陸機)「ZERO」を開発しているのです。

まるでUFOみたいなZEROは、現在実物サイズのプロトタイプで飛行試験を行っています。

UFOみたいなeVTOL「ZERO」

1人乗り航空機「ZERO」はUFOみたい
1人乗り航空機「ZERO」はUFOみたい / Credit:ZEVA

開発中のeVTOL「ZERO」は、円盤型の機体に4つのローターを追加したような見た目をしています。

UFOや潜水艦のように見えますね。

ZEVA社によると、ZEROは個人用の短距離航空機として設計されました。

離着陸は垂直
離着陸は垂直 / Credit:ZEVA

単に空を飛べるだけでなく、滑走路を必要としません。

わずかなスペースがあれば、離着陸が可能なのです。

そのため遠い目的地までの移動経路をシンプルにできるでしょう。

ZEROがあれば、タクシーと飛行機の乗り継ぎなど必要なくなるのです。

ZEROのシミュレーション映像
ZEROのシミュレーション映像 / Credit:ZEVA Aero(YouTube)_ZEVA Revolutionary Design(2021)

さて、UFOみたいなZEROはどのように飛行するのでしょうか?

まず離着陸時には、ZEROが地面に対して垂直になります。

ローターの回転によって他のVTOLと同じように垂直方向に離着陸するのです。

そして空中では地面に対して水平になり、直径2.4mの円盤型機体を翼のようにして前進飛行します。

UFOは私たちの想像ではジグザグに飛びますが、ZEROはまっすぐに飛んでいくようです。

パイロット搭乗図
パイロット搭乗図 / Credit:ZEVA

ちなみにパイロットは円盤に覆いかぶさるように搭乗します。

ですから機体と同じく、飛行時と離着陸時では体勢が90°変化することになるでしょう。

パイロットの負担については明言されていませんが、なかなか大変そうですね。

続く部分では、ZEROの能力を解説します。

次ページZEROは環境にやさしい「ゼロ・エミッション」を採用

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