円盤型eVTOL「ZERO」 プロペラ収納時
円盤型eVTOL「ZERO」 プロペラ収納時 / Credit:ZEVA
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UFOみたいな「円盤型」電気飛行機が開発中 (2/2)

2021.12.18 Saturday

前ページUFOみたいなeVTOL「ZERO」

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ZEROは環境にやさしい「ゼロ・エミッション」を採用

ZEROは、廃棄物を限りなくゼロにする「ゼロ・エミッション」を目標に、電気で駆動するよう設計されています。

それでも260km/hの速度で飛行できます。

ZERA社によると、「半径80km内であればどこでも最速で移動できる」と言われています。

しかも現在、開発チームは、パイロット免許を持たない人でも安全に飛行できるよう、「完全自律化」にも取り組んでいるとのこと。

(左)従来のレーシングカータイプのVTOL, (右)円盤型VTOL
(左)従来のレーシングカータイプのVTOL, (右)円盤型VTOL / Credit:ZEVA

またZEROの独特なフォルムがエネルギー効率を高めています。

従来のレーシングカーのようなVTOLが前進飛行すると、前方から吹いてくる風によって下向きの力が加わります。

どうしても飛行効率が悪くなってしまうのです。

対してZEROのような設計にすると、前進飛行によって下から風の力が加わります。

これにより機体は揚力を得て、効率的な飛行が可能になるというのです。

プロトタイプの離陸テストの様子
プロトタイプの離陸テストの様子 / Credit:ZEVA Aero(YouTube)_ZEVA Aero StartEngine Campaign Video(2021)

さて現在、ZEROの開発は実物大プロトタイプの飛行テストに移行しています。

動画では離陸に成功している様子が映し出されています。

もしかしたら遠い将来、多くの人が「個人UFO」を所持する日が来るのかもしれませんね。

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