トリの足を模倣したバードボット
トリの足を模倣したバードボット / Credit:Alexander Badri-Sprowitz(MPI-IS)_BirdBot is energy-efficient thanks to nature as a model(2022)
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2022.03.19 Saturday

チョコボ型ロボット!? 走る鳥を参考に逆関節の脚部を開発 (2/2)

前ページ走る鳥が疲れない理由

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逆関節の二足歩行ロボはエネルギー効率が高い

逆関節型の二足歩行ロボット
逆関節型の二足歩行ロボット / Credit:Alexander Badri-Sprowitz(MPI-IS)_BirdBot is energy-efficient thanks to nature as a model(2022)

開発された逆関節ロボット「バードボット」には、それぞれの足にモーターが2つずつしか搭載されていません。

足を前後に振るための股関節のモーターと、足を引き上げるための膝関節のモーターだけなのです。

他の部分にはバネやケーブルが採用されており、ちょうどトリに備わっている腱のような働きをします。

ダチョウのように走るバードボット
ダチョウのように走るバードボット / Credit:Alborz Aghamaleki Sarvestani(YouTube)_BirdBot achieves energy-efficient gait with minimal control using avian-inspired leg clutching(2022)

またトリの足を模倣することで、従来のロボットに比べて、多くのモーターやセンサー、電子機器を排除できました。

これにより軽量化とコスト削減を実現できたとのこと。

そしてバードボットは、これらの構造により、立っている時のエネルギー消費がゼロになりました

従来のロボットとは異なり、電力を消費せずに、膝を曲げたまま立ち続けることができるのです。

バードボットはエネルギー効率が非常に高い
バードボットはエネルギー効率が非常に高い / Credit:Max Planck Institute for Intelligent Systems(YouTube)_Meet BirdBot, an energy-efficient robot leg – research published in Science Robotics(2022)

またテストでは、ランニングマシンの上を毎秒75cmの速度でスムーズに走り続けることもできました

しかもエネルギー効率が非常に高く、従来のロボットと比べて300%も向上させることに成功したのです。

驚異的なエネルギー効率を達成した逆関節ロボット。歩行ロボットの未来は、逆関節の分野にあるのかもしれませんね。

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