ARコンタクトレンズ「モジョ・レンズ」のプロトタイプが発表
ARコンタクトレンズ「モジョ・レンズ」のプロトタイプが発表 / Credit:Mojo Vision Inc.
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We Have Reached A Significant Development Milestone with Mojo Lens https://www.mojo.vision/news/we-have-reached-a-significant-milestone-blog Looking Through Mojo Vision’s Newest AR Contact Lens https://spectrum.ieee.org/looking-through-mojo-visions-newest-ar-contact-lens

2022.04.03 Sunday

AR機能を内蔵したコンタクトレンズにプロトタイプが登場

現実にデジタル情報を投影する「AR(拡張現実)」は、ますます身近なものとなっています。

しかしARを楽しむには、スマホやゴーグルなどの「大きめのデバイス」を介さなければなりません。

そこでアメリカを拠点とするベンチャー企業「モジョ・ビジョン」は、ARコンタクトレンズ「モジョ・レンズ」の開発を続けてきました。

そして最近、モジョ・ビジョン社は、モジョ・レンズの新しいプロトタイプを発表

ここでは、プロトタイプの性能と、ARコンタクトレンズの実現がどれほど近づいたのか解説します。

拡張現実を身近にするARコンタクトレンズ

モジョ・ビジョン社は数年前からARコンタクトレンズ「モジョ・レンズ」の開発を続けてきました。

これは、現在ゴーグルやスマホで実現しているARの機能をコンタクトレンズに収めようというもの

ランニング中にコースを確認
ランニング中にコースを確認 / Credit:Mojo Vision Inc.

モジョ・レンズが完成するなら、大きなデバイスからは解放され、今よりも手軽にARを楽しめるでしょう。

例えば、ランニング中に自分の心拍数やコースを目の前に映し出すことが可能。

山登りやドライブでも、いちいち手に地図をもつ必要はなくなります。

またゴルフ中には、目の前に投影される情報(飛距離やスコア)をいつでも確認できるようになるでしょう。

デバイスフリーでゴルフや山登りを楽しめる
デバイスフリーでゴルフや山登りを楽しめる / Credit:Mojo Vision Inc.

しかしARコンタクトレンズの開発は簡単ではありません。

ゴーグルやスマホとは異なり、粘膜に直接装着するデバイスとなるので、高い安全性と装着感が求められるからです。

さらに、それらを実現するには、ディスプレイや通信・電源などをコンタクトレンズサイズに収まるよう小型化しなければいけません

そのためモジョ・ビジョン社は、慎重にモジョ・レンズの開発を続けてきました。

そして最近、新しいプロトタイプが完成したことを報告。

ARコンタクトレンズ開発における重要なマイルストーンに到達したようです。

次項では、ARコンタクトレンズが現在どの程度まで実現しているのか解説します。

次ページARコンタクトレンズのプロトタイプが発表される

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