ベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星とその他の比較
ベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星とその他の比較 / Credit: NASA, ESA, Zena Levy (STScI)_Hubble Confirms Largest Comet Nucleus Ever Seen(2022)
space
Hubble Confirms Largest Comet Nucleus Ever Seen https://www.nasa.gov/feature/goddard/2022/hubble-confirms-largest-comet-nucleus-ever-seen
Hubble Space Telescope Detection of the Nucleus of Comet C/2014 UN271 (Bernardinelli–Bernstein) https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ac626a

2022.04.16 Saturday

史上最大と言われる「ベルナーディネッリ彗星」の核を観測で確認! やはりデカかった!

この度、史上最大の彗星として話題になっていた「ベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星(正式名称:C/2014 UN271)」の核のサイズが明らかになりました。

2022年1月8日、ハッブル宇宙望遠鏡によって、ベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星の写真が5枚撮影されました。

これにより推定される核の大きさは直径136kmであり、平均的な彗星の核の約50倍であることが明らかとなったのです。

そしてNASAはベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星とその他の彗星を比較した画像を公開しました。

この報告に関するアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の天文学者デビッド・ジューイット氏ら研究チームによる論文は、2022年4月12日付の学術誌『The Astrophysical Journal Letters』に掲載されています。

史上最大のベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星とは

DECamで撮影されたベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星
DECamで撮影されたベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星 / Credit:Dark Energy Survey/DOE/FNAL/DECam/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Bernardinelli & G. Bernstein (UPenn)/DESI Legacy Imaging Surveys

ベルナーディネッリ・バーンスティーン彗星(C/2014 UN271)は、2021年6月24日に正式に登録された彗星です。

この通称は、発見者の二人の名前(ペドロ・ベルナーディネッリ氏とギャリー・バーンスティン氏)から取られました。

世界最高峰のデジタルカメラ「ダークエネルギーカメラ(DECam)」で撮影された写真によって、その存在が明らかになったのです。

当時から「史上最大の彗星」として注目され、その大きさは100~200kmだと推測されていました。

観測史上最大の彗星 200km級の「バーナーディネリ・バーンスタイン彗星」が2031年太陽に最接近する

ただ、彗星というのは氷の付いた岩石のことであり、氷が太陽の熱で蒸発したガスに包まれているため、この段階では正確なコアのサイズは不明でした。

そこで今回、研究者たちはもっと正確なデータを得るために、ハッブル宇宙望遠鏡による観測を行ったのです。

次ページハッブル宇宙望遠鏡の写真から「史上最大の彗星」の核サイズを明らかに!

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