1日1個の卵で心血管疾患のリスクが減ることがわかる

life 2018/05/22
Credit: Visual Hunt
Point
・中国で卵を食べる習慣と心血管疾患のリスクの関係を調べる研究が大規模に行われる
・卵を一日一個食べるグループは、食べないグループに比べて心血管疾患のリスクが減っていることがわかる

 

一日一個の卵が、心血管疾患のリスクを減らしてくれるようです。研究によると、毎日卵を食べる人は、あまり卵を食べない人よりも心血管疾患で死亡するリスクが18%低くなっていました。

Associations of egg consumption with cardiovascular disease in a cohort study of 0.5 million Chinese adults
http://heart.bmj.com/content/early/2018/04/17/heartjnl-2017-312651

卵には高品質のタンパク質やその他の有用な栄養素が含まれていますが、同時にコレステロールも多く含んでいるため、「食べ過ぎではいけない」と囁かれてきました。とはいえ、過去の卵と心血管疾患の関係を調べた研究では、サンプルが少ないことや情報が限定的であり、議論は尽きませんでした。

今回の研究では、中国の10の地域に住む50万人の成人からの継続的な研究情報を利用。その参加者の中から、癌や心血管疾患、糖尿病と診断されたことのない416,213人をしぼりました。30歳から79歳の範囲にある13%の成人が、ほぼ毎日1つの卵を食べており、9%以上が全く、もしくは稀にしか卵を食べていませんでした。

Photo on VisualHunt.com

これらのグループの追跡調査を、約9年間実施。焦点は心臓発作や脳卒中といった主な心血管疾患の症状です。追跡調査の間に9,985人が心血管疾患で亡くなっており、加えて5,103人が主な心血管疾患の症状を示しました。データを解析した結果、一日におよそ一個の卵を食べる人は食べない人に比べて、心臓病になるリスクが減っていることを発見。実際、一日に一個卵を食べる参加者は出血性の脳卒中にかかるリスクが26%減っていたうえに、それが原因で死ぬリスクも28%減っていました。また、虚血性の心臓病にかかるリスクも12%減っていたのです。

どうやら適度に卵を食べることと、心血管疾患にかかる頻度が減ることは相関関係があるようです。さらに50万人という大規模なサンプル数は、今までの研究の中で最も信頼できるデータでしょう。ただ相関関係はあっても、因果関係を示すことはできないので、卵が心血管疾患減少の直接の原因だと断言はできません。

 

とはいえ、卵を週に12個食べても心血管疾患のリスクが変化しないという研究もあります。コレステロール値を気にして卵を敬遠していた人も、これを機にぜひ食べてみてくださいね。

 

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via: CNN/ translated & text by SENPAI

 

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