脳内のAIチップでテレパシーが使える技術が開発中

science_technology 2017/12/15

前回ナゾロジーでも「人間の気分を変えてしまう脳内AIチップ」という記事を掲載しましたが、今回もまたディストピア感のあるニュースです。

最近発展目覚ましい人工知能業界ですが、これはもはやオカルトと見分けがつかないレベル。脳に入れたAIチップで、テレパシー会話ができる「新人類」を繁殖させる計画が、現在進行中とのこと。

「脳機能拡張」が開発中

ブライアン・ジョンソン氏の会社カーネルは、脳に埋め込むマイクロチップ、「ブレイン・コンピュータ・インタフェース(Brain-computer Interface : BCI)」を開発しています。

企業の新しい「脳機能拡張」の技術が現実的になれば、人類は無言のまま会話することも可能になり、複雑な問題を数秒で解決することができるのです。

人々がテレパシーで会話ができる可能性

ジョンソン氏によると、専門家が開発中のこのチップは、人々が記憶を購入したり削除することが可能になり、スマートフォンのように普及することを予定しています。

またこのチップは、記憶を購入したり、削除したりすることも可能になるようです。専門知識や楽しい思い出、または「休載ばかりの漫画家の記憶を買う」ということも夢ではないかも。

先月開催されたリスボンでのウェブサミットで、カーネルの創始者であるジョンソン氏は、この技術は人類にとって「必要不可欠」であると考えると言及します。

「私は、自分の偏見や盲点のせいで自分に制限をかけており、自分自身が認知的に欠陥があるように思えます。私は、限界や束縛から自分を解放したいのです」

CNET(ITメディア企業)のケイティ・コリンズは、このようなAIチップによって人類はテレパシーで会話ができるようになるであろうと示唆しています。確かにテレパシーが可能になれば、自分自身の欠点ともおさらばできかもしれません。ただ、それが本当に人類のためになるかは是非が問われるところでしょう。

アルツハイマー病治療への貢献も期待される

Credit: Pixabay

カーネルは現在、人間の医療用脳インプラント装置のプロトタイプの開発に力を入れています。

同社が病院でてんかん患者の検査を開始したところ良好な初期結果を得たことから、このAIチップを医療向けに商業化するという計画が進行中です。

健康な人々のために開発する前に、このデバイスをアルツハイマー等の変性疾患を患う人々の記憶の改善のために使用したいと考えています。

科学者の話によると、ジョンソン氏のこの計画では、もし記憶の機能を喪失した場合に、人工の海馬を使い回路を修復させ記憶を復元させることが可能になるようです。

このデバイスは15年から20年後には完成される予定。最初の超人が生まれる時は、もうすぐそこまで来ています。

 

via: dailymail / nazology staff

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