レム睡眠時にノイズ音を流すと記憶力を高める効果があるという研究結果

brain 2018/05/25

Point
・睡眠中にノイズ音を鳴らすことで記憶力に影響を与えるか調査
・ノンレム睡眠時に発生する脳波に合わせてノイズ音を流すことで、記憶力が向上することが判明

 

「寝ている時間を有効活用できたら…」と、誰もが一度は考えたことがあると思います。今回、それを叶える夢のデバイスの一歩となる研究が発表されました。

ノースウェスタン大学とプリンストン大学の研究チームは、ノンレム睡眠時に発生する脳波の出現時に、音を流すことで記憶にどう影響するのかを研究しました。

実験では、被験者が昼寝をしている間、睡眠紡錘波が発生するタイミングに合わせ、何種類かの音が流されました。それらの音は猫の鳴き声やヴァイオリンなどの音で、それぞれ特定の記憶と結びつけられています。

睡眠紡錘波とは、ノンレム(深い)睡眠時の脳波に見られるリズムのある脳波パターンのことで、記憶の形成に関与しているといわれています。

実験の結果、睡眠紡錘波に合わせて音を再生すると、覚醒時の記憶力が高まることを発見。また、睡眠紡錘波に沿わないときは忘れやすい傾向にありました。

また睡眠紡錘波には、刺激を与えても反応しない不応期もあり、それを避けるようにして音を流すことで、効率的に記憶力の活性化につながることもわかりました。

 

この技術は将来、精神治療や重要な記憶を思い出す際のサポートになることが期待されています。

 

まるでSFの世界。ウミウシ間で「記憶の移植」に成功

 

via: DailyMail, Northwestern / translated & text by ヨッシー

 

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