ガムを噛みながら歩くと身体機能やエネルギー消費量が上昇することが明らかに

science_technology 2018/05/28

Chiclete na boca

Point
・歩行中にガムを噛むことで生理機能と身体機能を向上させる可能性があることを発見
・ガムあり・なしの歩行を一定時間行い、心拍数や歩行速度などを調査
・その結果、ガムありの歩行で心拍数やエネルギー消費量が増加することを発見

 

早稲田大学と菓子メーカーのロッテの共同研究グループは、歩行中にガムを噛むことで生理機能と身体機能を向上させる可能性があることを発見しました。

The effects of gum chewing while walking on physical and physiological functions
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpts/30/4/30_jpts-2017-656/_article

実験では、成人の男女46名の被験者に通常の歩行とガム咀嚼時の歩行の2パターンの実験を実施。その際に、心拍数や歩行距離、歩行速度、エネルギー消費量などを測定して、ガムによる運動効果を調査しました。

その結果、被験者全体でガム咀嚼時による心拍数の増加が見られました。また、中高年の男性では、咀嚼時の歩行距離や歩行速度が上昇し、それによるエネルギー消費量の増加が見られました。

これは、歩行中にガムを噛むことで運動の効果を高めることを示唆しています。研究者らは、心拍リズムと運動リズムが同期するCLSという現象がガムの咀嚼によって引き起こされ、身体機能が増大したと考えています。

研究チームは今後、呼気ガス測定などによるエネルギー消費量の詳細な検討等を行う予定です。

 

ガムを噛むと満腹中枢が刺激されて空腹感がやわらいだり、咀嚼による小顔効果も期待されています。いいことづくしに見えるガムですが、歩行中は周りへの注意を怠ったり、舌を噛む悲劇に見舞われないように気をつけてくださいね。

 

via: 早稲田大学, EurekAlert / text by ヨッシー

 

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