死後の世界は「存在する」?量子力学が導くアフター・ライフの存在

spiritual 2018/06/09
Credit: Aaron Burden on Unsplash

「死後の世界」について多くの科学者は「ナンセンス」だと答えるでしょう。優しい人であれば「証明できない」と言ってくれるかもしれません。いずれにせよ、死後の世界は非科学的な領域であるといったのが一般的な解釈です。しかし、ある科学者が量子力学により「死後の世界を証明できる」と主張しています。

量子物理学者ロバート・ランザ教授は、バイオセントリズム(意識中心主義)が「死」が私たちの意識が作り出した幻であることを教えてくれるといいます。「意識中心主義」とは、その名の通りこの世の中心には私たちの「意識」があるとする考え方です。つまり、私たちが宇宙を意識しているから宇宙が存在しているのであり、意識がないところには何も存在しないことになります。

ランザ教授は、この理論を身近な例で説明しています。たとえば、あなたが見ている空は「青」かもしれません。しかし、それを知覚する脳の細胞が変化を起こせば、その色は「緑」にも「赤」にも変わります。つまり、あなたがふだん知覚しているものは絶対的なものではなく、あなたの意識が作り出したものであるということができるのです。

この考え方に立てば、「空間」や「時間」も私たちが意識しているから存在しているのであり、それらは単なる「心のツール」であるといえます。このことを腑に落とすことができれば、境界線が存在しない世界の中に「死」や「不死」といった曖昧な概念が存在していることが理解できます。

これはつまり、あらゆる出来事があらゆる場所で同時に起こりうることを示唆しています。つまり、意識の数だけ世界が存在しているのです。ランザ教授は有名な「二重スリット実験」を用いてこれを説明しています。

二重スリット実験

つまり、この実験において電子は「観測されるまで」どこに存在しているのかわからない。すなわち、ある瞬間においてあらゆる場所に同時に電子が存在している状況が示されています。そしてその「観測する」といった行動こそが私たちがこの世界を「意識する」といったことにあたり、「意識する」ことによって私たちの世界が確定することになるのです。

ランザ教授は、「私たちが『死』を迎えたとき、その生命はマルチバース(多元的宇宙)の中で咲き誇る、枯れることのない花となるのです」として、「死」という概念がいかに曖昧なものであるかを語っています。

 

光がとんでもない経路を通ることが3重スリット実験で実証される

 

via: dailymail / translated & text by なかしー

 

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