#metoo運動の成果。 スウェーデンで性交前に「同意」を義務付けることが決定

society 2017/12/22
Credit: Pixa / デモをする人々のイメージ

最近日本でも広まってきた#metoo運動ですが、世界でもその勢いは衰える様子がありません。

堰を切った、日本の#MeToo – NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/k10011264651000.html

#metooとは、SNSなどでハッシュタグを付け、セクハラ被害を訴えようと呼びかける運動。日本国内では斜め上な盛り上がりをみせていますが、海外では政治をも動かしてしまったようです。

スウェーデンでは、強姦罪の法律を改正することが決定。これは、「性的接触前には同意を得なければならない」という法案で、被害証明の負担を被害者から加害者に移す目的があります。

副首相のイザベラ・ロビンは、最近の#metooのハラスメント反対キャンペーンを受け、議会で承認される予定の新しい法案の必要性を明らかにしました。

現在のスウェーデンの法律では、脅迫や暴力をしたことが判明した場合に限り、被害者は強姦としてを起訴することが可能です。

新しい法案下では、被害者が口頭で同意をしていない場合や性交に対する明らかな意思表示を示していない場合は、告発人により強姦罪の証明となる可能性があります。

ステファン・ロフン首相は、2014年から準備してきた今回の法改正は「歴史的改革」であるとし、被害者に対して「社会はあなたの味方です」と述べました。

法案が承認されれば、来年の7月1日に施行されます。

数ヶ月前、「ハリウッドのプロデューサーであるハーベイ・ワインスタインが過去30年に渡り、彼の立場を利用し数十人の女性に性的嫌がらせ、暴行、強姦をした」という被害女性からの主張が認められました。今回の法案は、上記事件をきっかけに勢いを増した#metooの運動を受けたものです。

ただ、スウェーデンでは買春も違法です。この法改正は#metoo運動だけでなく、違法に雇われる外国人売春婦への取り組みの一環でもあります。しかし批評家は、今回の法改正は有罪の判決につながることはないと見ています。

 

今後も男女問わず、きちんと声をあげられる社会を各人が目指していく必要があるでしょう。

 

via: the gardian / translated & text by nazology staff

 

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