スポーツ系の学生は「金縛り」や「幻覚症状」にあいやすい

science_technology 2018/06/13
Credit: Ricardo Alguacil on Visualhunt / CC BY-NC-SA
Point
・スポーツに励む学生は睡眠時の幻覚や金縛りに陥りやすいことが判明
・短い睡眠時間や睡眠の質が低いことが原因とみられる
・さらに、幻覚や金縛りを経験したことのある学生はうつ評価が高いことも分かった

最近の調査によると、睡眠時の幻覚や金縛りはスポーツ学生に起こりやすいことが判明しました。

研究では、アメリカの全米大学体育協会(NCAA)のディビジョンⅠに属する大学のスポーツ学生189人を対象に調査を行いました。その調査では、金縛りや睡眠時における幻覚を体験したことがあるか、また、睡眠時間や不眠症の度合い、うつ病の自己評価についての調査を行いました。

その結果、時おり金縛りにあう学生は18%で、少なくとも週に一度あう学生は7%いることが分かりました。また、入眠時や半覚醒時の幻覚症状は24%の学生に見られ、11%の学生は少なくとも週に一回は幻覚症状が現れていました。

さらに金縛りや睡眠時の幻覚を一度も経験したことのないスポーツ学生と比べると、それらを経験したことのあるスポーツ学生はうつ評価が高いことが分かっています。

スポーツ学生は学業にスポーツと忙しく、息つく間を見つけるのにも一苦労。短い睡眠時間や睡眠の質が低いことで、多くのスポーツ学生の睡眠が乱されている可能性が考えられます。また、青年期には睡眠障害が起こりやすいことも原因の1つと考えられています。

今回の研究について、論文著者のセリーナ・リユ氏は、「金縛りや睡眠時の幻覚は一般的には害のないものですが、深刻な睡眠障害の兆候である可能性もありえます。スポーツ学生における現状から、睡眠障害を抱える学生たちを調査して処置を取るべきでしょう」と述べました。

 

他人のストレスは伝染するだけでなく、脳を細胞レベルで変えてしまうことが発覚

 

via: ScienceDaily / translated & text by ヨッシー

 

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