オタクがアニメ犯罪を追う海外ドラマ『ANIME CRIMES DIVISION』がネタまみれで面白い【ネタばれ注意】

culture 2017/12/25

最近、アニメにまつわる犯罪を追う海外ドラマ『ANIME CRIMES DIVISION』が話題です。

アニメなどを配信するアメリカのCrunchyrollと、YouTuberで映画監督のフレディ・ウォンさんのチャンネル、RocketJumpのコラボで実現しました。

一見ハードボイルドな刑事モノなのですが、登場人物は全員オタク。しかも事件の勃発から推理、そして解決方法まで全部アニメネタが仕込まれているのです。ドラマは全3作で各10分ほどですが、息をつく間もなくアニメ知識をこれでもかとぶちこんできます。

第一話は「字幕派と吹き替え派の抗争」がテーマ。いきなり不穏な文字列です。

この記事には結末は掲載していませんが、わりとネタバレを恐れず紹介するので、未視聴で、かつ真っ白なな気持ちでドラマを見たい方はご注意ください。

オープニングは、いかにも90年代アニメなダサくてアツイ曲(褒め言葉)とともに始まります。もちろん歌詞は日本語。98年の名作ハードボイルドSFアニメ『カウボーイビバップ』的なものをほうふつとさせるタイトルです。

キャラクターが一人ひとりポーズを決める、「アニメOPあるある演出」です。愛を感じます。

主人公はこのアニメ愛を感じさせる男性刑事。さらっとアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』で使われている銃「ドミネーター」を使っています。謎の東京マルイ製。

どの執行モードなのか気になるところです。

多数の「俺の嫁」が誘拐されていましたが、無事助け出されました。かけつけた仲間に”Incredible bust!” 「あざやかな解決(バスト)です!」と賞賛されるものの、

彼女たちに胸(バスト)が無ければそもそもコンテナに投げ込まれることもないんだがな」

誰がうまいこと言えと。

そして主人公に新しいパートナーができます。しかしその女性には、どうやら「にわかオタク」の疑念が持ち上がっているようです。

厳しいディープオタクの世界では、有名な作品は排斥されがち。

さて、そんな凸凹コンビな2人に、早速事件が舞い込みます。

どうやら「字幕派と吹き替え派」で抗争が発生したようです。わりとフィクションでは済ませられない何かを感じます。

吹き替え派の縄張りの公園にある銅像に、ある落書きが。よろしい、ならば戦争だ。てっきり字幕派の仕業かと思いきや、内容は吹き替えを称えるものでした。一体なぜ?

2人は落書きのフォントを手がかりに事件の捜査を始めます。

公園の名前一つにしてもネタを入れないと気がすまないようです。

早速、危うい日本語でしゃべるパンチのきいたアネゴに聞き取り調査。

シラをきるアネゴですが、デジモン好きの女性刑事には彼女が嘘をついてないことがわかるのです。デジモンすごい。

その後もアニメネタを仕込んだ名推理(?)により、意外な犯人が発覚するのですが、それは本編をみてのお楽しみ。

このドラマには続編があり、どれも約10分の中にアニメ好きにはたまらないオマージュやパロディがつめこまれています。

『ANIME CRIMES DIVISION』Ep. 2より

 

『ANIME CRIMES DIVISION』Ep. 2より

 

アニメ好きな方もそうでない方も、ぜひ本編をご覧あれ。


ANIME CRIME DIVISION Ep.1 – Youtube


ANIME CRIME DIVISION Ep.2 – Youtube


ANIME CRIME DIVISION Ep.3 – Youtube

 

text by maxim

 

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