輪廻転生?突然「英語」がペラペラになったアラビア語圏の3歳児

story 2018/06/26

イスラエル、レバノン、ヨルダン、シリアの国境が接するゴラン高原に住む3歳のオニールくん。彼は今、海外メディアの注目の的となっています。

その理由は、アラビア語を話す家族に生まれたオニールくんが突然、「イギリス訛りの流暢な英語」を話し始めたからです。アラビア語圏の彼の村では、英語を聞く機会はめったにありません。また、もちろん家族の誰かがオニールくんに英語を教えたわけでもないのです。

彼が生まれた村はイスラム教ドゥルーズ派のコミュニティ。彼らにとってこの事件は、輪廻転生を証明するものとして受け取られたかもしれません。彼の存在にはメディアも大注目。多くの取材クルーが彼のもとを訪れました。

Credit: Channel 10

NBA界のレジェンド「シャキール・オニール」から名前をとって名付けられたオニールくんは、2歳まで言語を喋ることはありませんでした。しかしある時、意味不明の言葉を発し始めたかと思えば、間もなく流暢な英語を話し始めたのです。

オニールくんはよく「My dear(マイディアー)」や「Oh my goodness(オーマイグッドネス)」といった、典型的な英語表現を喋っていたといいます。

さらに、「rectangle(長方形)」、「waterfall(滝)」、「motorbike(オートバイ)」などの難しい単語も口にしていたオニールくん。一方それに対応するアラビア語はわからなかったといいます。両親も彼の「英語」を理解できないことが多々ありました。

逆にオニールくんの「アラビア語」のレベルは、同世代の平均を大きく下回っていました。そのため家族は心配になり、オニールくんは英語の先生がいる幼稚園に通うことに。それでも他の子どもたちとのコミュニケーションは難しかったといいます。

では一体なぜ、オニールくんにこのような現象が起こっているのでしょうか。中には「生まれる前は英語圏の人間で、前世を思い出したのかもしれない」という「輪廻転生」説を上げる声もあります。

また輪廻転生の他に、突然習ってもいない他言語が喋れるようになる超自然現象「ゼノグロッシーではないかとする人もしかしこの現象において多く報告されているケースは、「頭部の損傷」がきっかけで起きたとするものです。もちろん、オニールくんのケースではそのようなことはなく、謎は深まるばかりです。

言語セラピストの Khaloub Qa’awar 氏は、オニールくんの英語レベルはネイティブの3歳児に相当しており、英語圏育ちのように思えたといいます。そして当然ながら、このようなケースを担当したのは初めてであったとのことです。

 

via: timesofisrael / translated & text by なかしー

 

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