人類初の宇宙国家「アスガルディア」 指導者にロシアの科学者が就任

spot 2018/06/28
Credit: THE SUN

アスガルディア宇宙国家とは、2016年10月に研究者や企業家、エンジニアなどからなる国際チームが発表した宇宙初の国家。国民登録は年間100ユーロ(約1.3万円)の登録料を支払えば、ウェブサイト上で行うことができ、現在世界各国の20万人もの人々が市民となっています。日本人もすでに1700人ほどが市民権を獲得しているようです。

アスガルディア宇宙国家のWebサイト: https://asgardia.space/en/

アスガルディアの目標は、既存の国家とは独立した、宇宙空間にアクセスできる新しい国家を建設すること。憲法や国旗、国歌なども作成しており、宇宙空間に人間を移住させるための宇宙施設の建設を目指しています。

他にも地球を小惑星から防衛するための艦隊の創立や、5〜7年以内に世界中にインターネットのアクセスを提供する衛星の打ち上げも計画中とのこと。

Credit: James Vaughan/Asgardia / 宇宙施設のイメージ図

2017年には人工衛星「アスガルディア1」が打ち上げられ、地球軌道上に入りました。人工衛星の中には憲法や国家のシンボル、国民の名簿などが保存されています。現在も衛星軌道上を移動しており、アスガルディアのサイトでその位置を確認することもできます。

Credit: Asgardia Space / アスガルディア1の打ち上げの様子

初代指導者に任命されたアシュルベイリ氏は、最終的に世界の人口の2%にあたる1億5000万人の創造的な人々をアスガルディア市民とするビジョンを発表。「市民権を獲得するためにIQテストを行うかもしれない」とも述べており、今後市民の選別が進むと予想されます。

また、今後25年間で、人類が恒久的に居住できる宇宙施設の建設を目指し、数カ月後には政府機関の立ち上げを行う予定もあるとのこと。その行く末に、しばらくSFファンは固唾をのんで見守ることとなりそうです。

※下の動画は就任式の様子

 

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via: OuterPlaces ,ASGARDIA / translated & text by ヨッシー

 

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