チャクラと神経システムの神秘的な共通点

spiritual 2018/07/09

「チャクラ」とは

「チャクラ」という言葉が最初に記されたヒンドゥー教の経典では、チャクラはもともと「車輪」を意味するサンスクリット語です。その「車輪」はエネルギーの輪を意味しており、体にいくつか存在している「チャクラ」の中でエネルギーが滞留して、身体的あるいは精神的な不調を予防しているといわれています。

チャクラは細かく見れば数万もの数がありますが、脊柱に沿って存在する「7つのチャクラ」が代表的なものになります。そして、それらのチャクラは「ナディ」と呼ばれる、サンスクリット語の「川」といった意味のエネルギーの通り道によってつながっているのです。

つまり体を巡るエナジー・フローは、チャクラとナディの相互作用によって成り立っています。そしてヒンドゥーの教えによれば、チャクラに集中することにより、癒やしの力や精神的な健康が得られるとされています。

 

体を巡る「神経システム」

私たちの行動は「神経システム」によって引き起こされています。脳からの指令が神経を通じて行なわれているのです。こぶしを握るといった意識的な活動だけでなく、食べ物の消化などの無意識的な活動も、神経システムが実現しているものです。

神経システムは、2つの大きなシステムによって構成されています。1つ目は脳と脊髄に分布する「中枢神経系」であり、もう1つが脳と脊髄を他の体のパーツとつなぐ「末梢神経系」です。また、末梢神経系の中には「鼓動」のような無意識の反射を司る「自律神経系」といった神経の束が存在しています。そしてさらに、自律神経系は「闘争か逃走反応」を引き起こす「交感神経系」と、心身を鎮静状態に導く「副交感神経系」に分けられます。

また、自律神経系の中には迷走神経と呼ばれる神経が走っています。そしてこの神経が「闘争か逃走反応」を和らげ、体を「休憩・消化モード」に切り替える働きを担っています。

当然ながら、長期間ストレスに体をさらすことで、健康には大きな悪影響が出ます。私たちの体は、大きなストレスに長時間耐えられるように設計されていません。お腹を空かせた虎が目の前にいる場合のような「差し迫った」危険にしか「闘争か逃走反応」によって対応することができないのです。

残念ながら人間は、それが命を脅かすような「差し迫った」危険なのか、ただの「心配事」であるのかを、いつも適切に見分けることができるわけではありません。たとえば「就職面接」などは、とても緊張するものですが、命に危険が迫っているわけではありません。つまり、現代に生きる私たちは、体が想定しているよりも多くのストレスに囲まれて生活していることになるのです。

ここに「迷走神経」の出番があります。迷走神経が刺激されることで、「不安」や「ストレス」の減少といった心身のポジティブな変化をもたらしてくれます。

 

「チャクラ」と「神経システム」

それでは、チャクラと神経システムはどのように関係しているのでしょうか?まず興味深いことに、エネルギーが滞留しているとされる「主要なチャクラ」の場所と、「主要な神経束」の場所は一致しているといった事実があります。

さらに、迷走神経はヒンドゥーの教えにいう「クンダリニー」に対応しています。クンダリニーはヘビに例えられ、迷走神経が存在している首から腹にかけての「生命エネルギー」とされています。

そして、古代ヒンドゥーの伝統には、クンダリニーのエネルギーを刺激する様々な方法があります。「深呼吸」、「瞑想」、「ヨガ」がこれにあたり、さらにチャクラの癒やしの効果も活用できる素晴らしい方法です。

また、量子力学における「観察」が結果に影響を与えるように、単にチャクラやナディの流れを「観察」することによっても、心の平和や幸福感を高めることができます。このように、チャクラの力を上手に活用することによって、私たちは人生の質を高めていくことができるのです。

 

via: learning-mind / translated & text by なかしー

 

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