結局、誰もAlexa経由で買い物していなかった

life 2018/08/07
Credit: amazon.com
Point
・およそ5,000万人とされるAlexaユーザーのうち、Alexa経由で一度でも買い物をしたことがある人はわずか10万人にとどまった
・Alexaはショッピングよりも「音楽」や「天気予報」に使われることが多かった
・商品を見ることができない「音声」と「買い物」は相性が良くないことが考えられる

Alexaは、Amazonが提供する音声認識サービス。

「Alexa、気分が上がる音楽かけて」

のようなセリフを、Alexaに対応したスマートスピーカーなどに話しかけるだけで、言ったとおりの操作を実行してくれるとっても便利なサービスです。

そんなAlexaのウリの一つが、音声だけでAmazon内で「買い物」ができるといった点。しかし、“The Information” が明かした調査結果によれば、およそ5,000万人とされるAlexaユーザーのうち、ただの1度でもショッピングにAlexaを利用したことがあるユーザーは、わずか10万人しかいないとのこと。Alexaは、ショッピングよりさらに日常的な「音楽を聴くとき」や「天気予報」に使われていることが多かったようです。

基本的に「買い物」と「音声」は相性がいいとはいえません。やはり買う前に商品を「見たい」というのが人の心情ですし、音声ではレビューを確認することもできません。そのようなことを踏まえれば、やはりこの調査結果は妥当であると言えるでしょう。ほとんどの人がAlexaで「買い物をしたい」とは思っていないのです。

調査の中では、Alexaを使って買い物を「しようと試みた」人たちは、100万人近くいたことも明かしています。しかし、そのうち実際に商品の購入に及んだのはその1/10であったということです。

Alexaで買い物をする行為は、例えるならば「ハンマーの代わりにノートPCでクギを打つ」ようなもの。可能ではあるけども、賢い選択だとは言えません。

Amazonや、他の「音声ショッピング」の分野を推進する企業にとってバッド・ニュースとなったこの結果。この業界がまだ成熟していないことを示しています。しかし、この先の企業努力により改良が加えられることで、将来的に私たちの「買い物」市場に何らかのインパクトを残すことは間違いないでしょう。

 

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via: techcrunch / translated & text by なかしー

 

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