昆虫食はコスパ最強? 腸内環境を整え、炎症を抑える効果が新たに発見される

life 2018/08/08

Point
・昆虫食は腸内環境を整え、炎症を抑える効果があることを発見
・粉末状のコオロギを摂取すると、腸内細菌のビフィズス菌や代謝酵素の増加、炎症性タンパク質の減少が見られた

もしあなたが腸の健康に気を遣った食事を考えているなら、昆虫食は最高の食事になりそうです。

ウィスコンシン大学の研究によると、昆虫食には健康な腸内細菌を増加させ、さらに炎症を抑える効果が発見されました。

コオロギやイナゴ、タガメなどの食用となる昆虫は地球上に数多く存在し、高タンパクかつ高カロリー、そしてアミノ酸やビタミンも豊富です。また、牛や豚などの動物よりも生育コストが低く、食糧不足問題の解決策としても注目されます。

今回の実験では、昆虫食をとる人とそうでない人で、健康への影響を調査しました。20人の健康な成人を2つのグループに分け、一つは粉末のコオロギ25グラムを含む朝食を食べ、もう一方はコオロギを含まない朝食を食べる生活を2週間続けました。

また、2週間の実験を終えた後は、身体をリセットするためにコオロギなしの食生活を2週間続けてもらい、その後、コオロギを摂取するグループを交代して実験を続行。実験中は血液と排便検査を行い、実験の前と後で、胃腸に関するアンケートを実施しました。

そして実験の結果、実験中に変化を感じたと報告した被験者はいませんでした。また、消化系全体での変化や副作用は見られませんでした。

Credit: University of Wisconsin / JEFF MILLER

しかし研究チームは、昆虫食を行った被験者が、腸内健康に関わる代謝酵素の増加や、炎症を引き起こす炎症性タンパク質が減少していることを発見しました。また、ビフィズス菌も著しく増加していたとのこと。これは、昆虫食には腸内環境を整え、炎症性の病気を抑える効果があることを示しています。

研究者のヴァレリア・スタル氏は、「今回の研究は、将来昆虫が持続可能な食料資源であることをアピールするにあたり、価値のある調査になったと思います」と述べました。

 

将来は昆虫食が標準になるという説もあります。体に良いなら、今から慣れておいても損はないかも…?

 

私たちの祖先は「昆虫」が主食だった。107のほ乳類のゲノム分析で明らかに

 

via: ScienceAlert / translated & text by ヨッシー

 

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