朝食を抜きがちな人には「アーモンド」がベストという研究

life 2018/09/02

Point
・朝食をよく抜く人には、午前中にアーモンドをおやつとして食べると、栄養が適切に補えることが判明した
・炭水化物でできたスナックよりも、アーモンドを食べた方が、食後の血糖値の上昇が抑えられるなどのメリットがある
・アーモンドを午前中のおやつにすることは、朝食を抜きがちな大学生だけでなく、健康が気になる人にとっても有効だと思われる

「自立」ー。それは、大学生デビューの時期に、多くの新入生が価値を置く言葉です。しかし、親の干渉を離れて手に入れた自由は、食習慣の悪化へ続く危険も秘めています。大学生を対象とした調査では、43パーセントが朝食を摂らないこと、また約63パーセントはまったく朝食を摂らないか、めったに摂らないか、週に2〜4回しか摂らない、のいずれかだということが、明らかになっています。

カリフォルニア大学の研究で、朝食を抜きがちな人は午前中のおやつとしてアーモンドを食べると、血糖値が改善され、適切に栄養が補えることがわかりました。

Study: Snacking on Almonds a Healthy Alternative for Breakfast-Skipping Students
https://www.ucmerced.edu/news/2018/study-snacking-almonds-healthy-alternative-breakfast-skipping-students

これまでも、アーモンドは、体に良い脂肪、タンパク質、ビタミンE、マグネシウムなどを豊富に含む食材として注目されてきました。また、アーモンドが持つ、血圧やコレステロール値を下げたり、空腹を抑え体重の減少を促したりする働きにも、関心が寄せられていました。

実験の対象となったのはカリフォルニア大学の新入生18〜19歳で、無作為に2つのグループに分けられました。30名は乾燥したローストアーモンド56g(320カロリー相当)を、残りの35名は全粒粉クラッカー5枚(338カロリー相当)を、8週間、毎日午前11時に食べ続けました。彼らは実験の期間中、その他の食事や運動の方法は変えないように指示されました。そして期間中、両グループの学生たちの代謝指標を観察しました。

その結果、アーモンドを食べた学生はクラッカーを食べた学生と比較して、食事から2時間後の血糖値が低く、インスリン抵抗性が34パーセント低いことがわかりました。さらに、両グループともにコレステロール値の減少が見られましたが、アーモンドを食べたグループの方が善玉コレステロールの値が高いこともわかりました。

また、参加した学生たちにとって、クラッカーよりもアーモンドの方が、毎日食べるには魅力的だったようです。栄養価の高いおやつを継続して食べることは、炭水化物を加工した典型的なスナックを口にするよりも、学生たちに良い印象で受け入れられました。

研究者は今後、個人のBMI値や健康状態が、アーモンドの有効性にどの程度影響を与えるかを調べたいと語っています。

アーモンド好きにとっても、高血圧やお腹回りのお肉が気になる人にとっても、朗報かもしれません。

 

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via: deccanchronicle / translated & text by まりえってぃ

 

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