「バズる」記事はニュースを読まない人のほうがわかるという研究結果

life 2018/08/28

Point
・ふだんニュースを読まない人の方が、流行する記事を予測できる
・ニュースを良く読む人は「全てのニュース」に対して大きな価値を感じているため、一般的にウケるニュースを判別できない
・流行らせたいものがあれば、自分のファンよりも自分のことを知らない人に意見を仰ぐのがよい

すべてのクリエイターにとって、記事や動画を「バズらせる」ことは至高の目標です。そこに「魔法の公式」はありませんが、神経科学者たちが、ある程度流行を予測できる人々の存在を明らかにしました

Brain activity tracks population information sharing by capturing consensus judgments of value
https://cn.asc.upenn.edu/wp-content/uploads/2018/07/Brain-activity-tracks-population-information.pdf

アメリカのペンシルバニア大学などが行った実験で、40人の被験者に「ニューヨーク・タイムズ紙」の「健康」に関する記事を読んでもらいました。そこからどんなタイプの人が「流行する記事」を予測できるか調査を行いましたが、その結果は意外なものになりました。なんと流行を予想できたのは、「定期的にニュースを読まない人」だったのです。

また実験では、記事を読んでいる際の被験者の脳内反応を分析。とりわけ物事の「価値」を判断しているとされる「前頭前皮質腹内側部」の働きが観察されました。

その結果、「ニュースを良く読む人」が全ての記事に対して「前頭前皮質腹内側部」を活発に働かせていたのに対し、「あまりニュースを読まない人」は、「流行する記事」にだけ「前頭前皮質腹内側部」を活発に働かせていたことがわかりました。

「ニュースを良く読む人」は当然ながら「ニュースを読みたい」と思っているのであり、この好意的な感情が、全てのニュースに対して脳がポジティブな反応を起こす原因であると考えられます。そして逆に「ニュースを読まない人」は、もともと「ニュースを読みたくない」と思っているため、純粋に「流行する記事」だけを見つけ出すことができるのです。

皮肉なことに、その商品を「愛用していない人」のほうが、商品の「いいところ」が識別できるといったことが分かります。もし何かどうしても流行らせたいものがあれば、自分のファンよりも「全く興味がない人」に意見を聞いたほうが効果的なのかもしれません。

 

人は夕方に衝動的、朝に論理的なツイートをする 8億のツイートを分析して判明

 

via: medicalxpress / translated & text by なかしー

 

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