紫外線で光る新種の鉱物「ユーパーライト」を発見! しかも販売中

science_technology 2018/09/11
Credit: Facebook/Yooperlites

紫外線で光る新種の鉱物「ユーパーライト」が発見されました。ブラックライトを当てるとこの通り、石なのに黄金色に光り輝くという不思議な鉱物です。

Credit: Facebook/Yooperlites

発見したのはエリック・リンタマキさん。宝石や鉱物の販売者で、石の採取を行っています。2017年6月の夜中、彼はミシガン州のスペリオル湖を訪れると、いくつもの石の中から偶然にも光る石を発見しました。

リンタマキさんは石を発見した当時、既に知られているものだと思っていました。しかし、ネットで調べても鉱物に詳しい知人に尋ねても、何の手がかりもなかっといいます。

そこでリンタマキさんは、再び湖に行って石をかき集め、ネットで販売することにしました。そして、ネット販売を偶然目にしたミシガン州立大学の関係者が研究用に石を購入。それが新種発見の糸口となったのです。

Credit: Facebook/Yooperlites / ブラックライトでユーパーライトを探索する様子。地面が紫色…

その後ミシガン州立大学が数ヶ月の研究を経た結果、光る石が新種のものと判明。石はソーダライトを含む閃長岩であり、蛍光性の鉱物はミシガン州で初めての発見です。

リンタマキさんはこの石を「ユーパーライト(Yooperlites)」と名付けました。この名前は、ミシガン州北部の半島に住む人を指す”Yoopers”から取っています。ちなみに石の学名は「蛍光性方ソーダ石含有閃長岩クラスト(syenite clasts containing fluorescent sodalite)」です。

2018年の5月には、ユーパーライトの発見者がリンタマキさんであると正式に認められましたとのこと。彼は「これまでに何千通ものメッセージが僕のもとに来た」と言い、人生が一変したと語っています。

リンタマキさんは現在、スペリオル湖周辺の岸辺でユーパーライトツアーを行っています。ツアーの予約は2019年まで埋まるほどの盛況だそう。リンタマキさんはユーパーライトを磨く機械を導入し、今も販売を続けています。お値段は日本円で1,000円程度のものから1万円近くするものまで様々。興味のある方はブラックライトなどと一緒に買えば、キラキラを満喫できるかも。

 

「飛行石」のモデル? 青い星空のようなホタルの洞窟

 

via: CBSN / translated & text by ヨッシー

 

SHARE

TAG

science_technologyの関連記事

RELATED ARTICLE