「ママはどこ?」ちょっと不気味な医療トレーニングロボットが登場 恐怖で失禁することも?

technology 2018/09/23
Credit: Gaumard / 不気味の谷まっしぐら

不気味なロボットが登場したと話題になっています。

米大手の医療ロボット製作会社のGaumard Scienrificが、新たな「医療トレーニング用ロボット」のHALを開発しました。

HALくんは5才男児を想定して開発され、見た目だけでなく人間同様に多様なリアクションをします。顔の前に手を出すとそれを眺めたり質問に答えたりし、ママを求め泣くこともあるようです。

製作会社は、医療学生が現実の患者を診る前の足がかりとなることを目的として医療トレーニングロボットを開発しています。これまでに出産を想定した妊婦ロボットや赤ちゃんロボットなどもあります。

Credit : Gaumard / 「ママはどこ…?」

外見は怖いですが、HALくんには現代科学技術がこれでもかと盛り込まれ、安静時や緊急時の反応を忠実に再現することができます

医療検査も行うことができ、心拍数や血圧、呼吸状態など様々なケースに対応しています。また、正確な心拍数や血圧を測定できる心電図などの医療装置を取り付けや、メスや注射などの器具を実際に使用することもできます。優秀です。

また、HALくんは患者を想定しているので、もちろん様態が変化することもあります。呼吸の乱れやアナフィラキシーショック、恐怖からの失禁など様々な反応を見せます。

Credit: Gaumard / 涙も出ます。この時点でトラウマになりそう

治療中の反応も忠実に再現します。注射をするときは泣いたり「おえっ」と反応したりAED(除細動器)を行えばショックを受けたり、メスで執刀すれば実際に血が流れるとか。開発者の本気を感じます。

トレーナーはHALくんに搭載されたスピーカーから喋ることができますが、その声はきちんと5才児の声に変換され、学生とコミュニケーションが取れるようになっています。

この不気味な顔、実は不気味の谷現象を避けるようにデザインされているのだとか。関係者によると、わざと人間に見えないようにすることで、ロボットが出血や心停止などの緊急事態で学生がトラウマを抱えないように配慮した結果とのことです。

 

どこから見ても不気味の谷真っ只中なのですが、優秀なロボットに変わりはありません。HALくんの今後の活躍に期待しましょう。

 

 

via: Medical Xpress / translated & text by ヨッシー

 

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