ZOZO前澤社長が民間人初の「月旅行」へ。「宇宙×アート」を掲げる #dearMoon プロジェクトを発足

space 2018/09/18
Credit: theverge

イーロン・マスク氏がCEOを務めることで有名な “SpaceX” 社が、日本のファッション通販サイト最大手の “ZOZOTOWN” を運営する、株式会社スタートトゥデイ、前澤友作社長の「宇宙行き」を発表しました。

SpaceXが誇る巨大ロケット “Big Falcon Rocket (BFR)” に乗って、月へと向かう前澤氏。民間人としては初めての月への「旅行者」となります。気になる時期ですが、早ければ2023年頃には実現可能とのことです。

前澤氏はこの月旅行に対し、ある壮大なプロジェクトを思い描いています。#dearMoon と名付けられたそのプロジェクトでは、月旅行に地球を代表するような画家や音楽家などのアーティストを招待して、誰も感じたことのない「宇宙のインスピレーション」を感じてもらおうといったもの。「アートの力」を信じている前澤氏ならではの発想です。

I choose to go to the Moon, with artists.(僕はアーティストたちと共に、月に行くことにした)

 

今のところ世界で前澤氏しか言えない言葉でしょう。とてもキャッチーなプロジェクトです。しかしそれを可能にするのは、もちろん前澤氏の莫大な資産があってこそ。“Forbes” によれば、現時点の前澤氏の総資産は29億ドル(約3200億円)にのぼるとのことです。

アート・コレクターとしても有名な前澤氏は、ジャン=ミシェル・バスキアが1982年に描いた作品『Untitled』を1億1050万ドル(約124億円)で落札したこともあるほど。そしてBFRの「すべての席」を買い占めたと語る前澤氏は、これからプロジェクトに参加してくれるアーティストを6~8人探す予定です。

Credit: 公益財団法人 現代芸術振興財団 / 落札したバスキアの作品を眺める前澤氏

同行したアーティストは地球に帰還後、そのインスピレーションに基づいた「作品」を完成させます。前澤氏はその作品が、すべての「夢見る者」を刺激する「マスターピース(傑作)」になるであろうことを語っています。

また、イーロン・マスク氏は、このアイデアを手に前澤氏が実際にSpaceX社に訪れたことを明かしています。この「旅行」に前澤氏がいくら払ったのかは分かっていませんが、無論招待されるアーティストは、無料で月旅行を体験できることとなります。

本当に限られた人にしか感じることのできないその「インスピレーション」を、地球に持ち帰るのは一体誰なのでしょうか。その人選や、出来上がりの作品に対してはこれから大きな注目が集まることでしょう。

 

宇宙に打ち上げ予定の「アート作品」が、すでに宇宙飛行士たちの不評を買っている

 

via: theverge / translated & text by なかしー

 

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