新しい性格分類「4つの性格タイプ」が誕生! ネットの力で150万人を分析

psychology 2018/09/19

Point
・新しい人の性格タイプが「4つ」に分類される
・それらは『平均的』『慎ましい』『模範的』『自己中心的』の4種類であり、年齢や性別によって分布に偏りがある
・この分類がメンタル・ヘルスや雇用、あるいは恋愛マッチングサービスに役立つ可能性がある

アメリカ合衆国、ノースウェスタン大学の研究者たちが、150万人以上のアンケート調査によるデータを分析することで、人の「性格」を少なくとも「4つのタイプ」に分類しました。それらは『平均的』『慎ましい』『模範的』『自己中心的』の4種類であり、この発見が心理学の常識を変えるかもしれません。

A robust data-driven approach identifies four personality types across four large data sets
https://www.nature.com/articles/s41562-018-0419-z

性格タイプの分類については、これまで心理学の分野において多くの議論がなされています。そして小さな研究で何度も分類が試みられましたが、そこに科学的な根拠を見つけることが難しく、「再現性がない」とされていました。

しかし、今回の研究は150万人ものデータを入手することに成功しており、以前の研究とは規模が違います。以前は「キャンパス内」の数百人に基づくデータしか集めることができませんでしたが、「インターネット」の発展により、膨大なデータを世界中から収集することができたのです。

研究者たちは、集められたデータをまずは「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる従来の「5つの性格分類」に対応させました。その項目は、『協調性』『外向性』『誠実性』『神経症的傾向』『経験への開放性』の5つになります。すると、そこに前述した「4つのタイプ」が浮かび上がってきたのです。

平均的(Average)

『神経症的傾向』と『外向性』が高く、『経験への開放性』が低い人物。男性よりも女性のほうが数が多いタイプです。

慎ましい(Reserved)

感情に安定感があります。『神経症的傾向』と『経験への開放性』が低い人物です。その他の項目については平均的な値をとります。

模範的(Role Model)

『神経症的傾向』のみが低く、その他の項目は高い値をとるタイプです。年齢を重ねるほど、このタイプの人物が増えていきます。ここにおいても、男性よりも女性の方が多く見られます。

自己中心的(Self-Centered)

『外向性』が非常に高く、『経験への開放性』と『協調性』と『誠実性』が平均を下回るタイプです。年齢を重ねるほど男女共にその数が減少していきます。

アルゴリズム変更などの紆余曲折を経た結果、これら4つのタイプがはじき出されました。この正確性を確認するために、研究者たちは「自己中心的」として悪名高い「ティーンエイジャーの少年」でテストを実施。その結果、研究者たちの思惑通り、彼らの性格の多くは見事に「自己中心的」と診断されたとのこと。

 

この分類は、メンタルヘルスの分野や雇用の場面、あるいは「理想のパートナー」を探している人にとっても有益であると考えられます。これで「運命の人」とのめぐり逢いを果たす人が1人でも増えれば、とても素晴らしいことです。

 

「内向的」「外交的」は脳の仕組みからして違う

 

via: eurekalert, dailymail / translated & text by なかしー

 

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