リスが蛇にケンカを売る動画が激撮される! 理由は「自己防衛」?

animals_plants 2018/10/04

絶対に負けられない闘い

可愛らしい佇まいで人気のリス。しかし、彼らには全く別の顔があるのです。

まずは、一般人により撮影されたこの「勝負」をご覧ください。なんと、仕掛けたのはリスのほうなのです。

ヘビの日光浴中に、シッポをふりふり近づいてきたのは、一匹の可愛らしいリス。恐れをなして逃げるのかと思いきや、リスはヘビに興味しんしんです。ありえないほどヘビの体に接近します。

およそ1分にもわたる「下調べ」を終えた後、突然「ゴング」が鳴らされます。

ステージをアスファルトに移して始まったこの闘い。両者のにらみ合いが続きます。

ケンカを売られたのはヘビのほう。ヘビの怒りのジャブがたくさん飛んできますが、リスは避けるのがめちゃくちゃ上手。

見よ、この身のこなし。

マウントを取ろうったってムダムダ!!

劣勢のヘビは遠くへ逃げようとしますが、リスがそれを許しません。動画自体は7分強ですが、その間ずっとヘビを追い回しています。すごい執念です。

結局リスはヘビに馬乗りになってカジカジ…

その後何事もなかったように両者は去っていったのでした…

リスが闘う理由、それは「SSA」のため

Credit: NPS PHOTO/W. LEGGETT

なぜリスはこのように本来「天敵」であるはずのヘビと戯れていたのでしょうか?

実はリスにはヘビに立ち向かう習性があります。例外的にリスがヘビを捕食することもあるようですが、基本的はヘビを「食用」としているわけではありません。

実はこの行動には「SSA(Snake-Scent Application)」といった名前が付けられており、これがリスの「自己防衛」のための行動であることが知られています。すなわち、リスはSSAを行うことによりヘビの臭いを体になすりつけ、ヘビから襲われにくくしようとしているのです。実際にSSAによりヘビに「擬臭」したリスが、ヘビからの襲撃を受けにくくなることが分かっています。

「ヘビから襲われないため」に「ヘビを襲う」リス。ことわざに置き換えれば「虎穴に入らずんば虎子を得ず」といったところでしょうか。動物界においても「リスク」と「リターン」の大きさは比例しているようです。

 

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via: boingboing / translated & text by なかしー

 

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