これどうなってるの? 2018年度「ベスト錯覚賞」が発表!

fun 2018/11/04

 

2018年度の「ベスト錯覚コンテスト」の優秀作品が発表されました。このコンテストは、毎年世界中の専門家たちが集まって、もっとも面白く、心踊るような錯覚を引き起こす作品を発表するというコンセプトの元行われています。

今年も不思議な錯覚を見せる受賞作が決定したので、その1位から4位までを見ていきましょう。

※長時間見つめないようご注意ください。

第1位

第一位は、明治大学教授の杉原厚吉さんの「三重多義立体(Triply Ambiguous Object)」。この作品は、ある平面図形を2枚の鏡に写すとまったく異なる3つの立体形が見えるというもの。

動画のように小さな旗の目印がなければ、ただ別々の図形が3つあるだけと思ってしまうでしょうが、実際はすべて同じひとつの平面図形によるものです。

このような錯覚は、図形を構成する斜めの線が平面鏡に写されることで、圧縮しているように見えることで起こります。また、この錯覚を引き起こすのに一役買っているのが図形にささる小さな旗。この旗が重力の方向を指し示してくれることによって、錯覚の効果はより強くなるのです。

第2位

第二位は 、イギリスのデヴィッド・フィリップスさん、プリシラ・ハードさん、クリストファー・タイラーさんが製作した「動く錯覚アニメーション(Movement Illusion with a Twist)」。

これは、斜め上方向に動く黄色い菱形の後ろに、上方向に動く青い水玉が加わることで菱形の動く方向が右向きに変わるというもの。さらには、菱形を動画のように平行四辺形にして、その右半分を上に伸び広がるように、左半分を上方向に収束するように動かすと、菱形は真ん中を軸にして立体的に回転しているように見えるのです。

ただし、錯覚を体験しようとしてあまり見つめすぎると、酔ってしまうこともあるので注意が必要です。

第3位

第三位は、同じくイギリスのマイケル・ピカードさんとガプリート・シンさんの「ヘビ の目の錯覚(The Worm’s Eye View Illusion)」という作品。

これは、ヘビの縞模様が2つの色の点滅だけである方向に動いて見えるというものですが、それだけではなく縞模様の色調を変化させることで縞模様の動く方向が逆向きに変化するのです。

このような方向の変化が起こるのは、私たちが前景として目立つ色と背景として目立たない色を自然に見分けているからだそう。そしてこの色調を相対的に明るく変化させることで、前景として目立つ色が自動的に方向を決めているのです。

第4位

第四位は、日本のかわべたかひろさんの「踊る紙人形(Danswing Papers)」という作品。

まず、切り抜いた紙の端を一方は黒く、そして他方は白く縁取ったものを用意します。そして、その紙を白と黒に明滅するスクリーンの上に並べることで、踊っているように見えるという錯覚です。

 

思わず脳が騙される錯覚の数々、いかがでしたでしょうか。他にも、「同じ色なのにどう見ても違う色に見える錯視」など、様々な種類があるので、体験してみてくださいね。

 

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via:sciencealert.com

 

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