アイアムヒーロー。炎の中を歩ける「スーパーマンスーツ」が開発される

technology 2017/11/06

おそロシアの進化が止まらない。

11月2日(木)、モスクワの国立科学技術大学(MISIS)のロシア最大のハイテクプロトタイプセンターで、炎と直接接触しても30秒間も耐えることのできる「スーパーマンスーツ」が発表された。

このスーパーマンスーツは、兵士に最新の技術を応用するロシアの将来歩兵システム「ラトニク」の戦闘兵器として開発されたものだが、2020年までに一般購入も可能になる予定だ。もしそうなれば消防士のリスク激減はもちろん、好奇心旺盛な我々も「火の中の世界」を体験できるに違いない。

ロシアの科学者によると、このスーツは耐熱性がある「アラミド繊維」で作られており、兵士が燃え上がる火の中や爆発の中を歩いても火傷や怪我をしないというもの。アラミド繊維といえば防刃チョッキに使われる素材でもあり、耐熱性だけでなく弾性率や強度にも優れた有能繊維だ。

そんなスーパーマンスーツの効果の程は、以下の映像でも確認できる。

Fireproof: ‘Superman suit’ that protects against grenade blasts – Daily mail online より
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-5039329/Russia-creates-Superman-suit-means-soldiers-walk-fire.html

上記映像は、スーパーマンスーツを着た男性が不特定の実験施設で実験を行ったものである。

映像中の被験者は爆風や燃え上がる炎のすぐ横を、平然と歩いている。

映画のワンシーンぽい。

被験者はスーパーマンスーツにより爆弾や燃え上がる炎に守られているが、手榴弾や鉱山での爆発による衝撃波では被害を被る可能性があるそうだ。

このスーパーマンスーツには、防弾ベスト、戦闘用ヘルメット、戦闘用スーツ、防衛付ヘッドフォン、防衛眼鏡、擲弾発射機、アサルトライフル、スパイナーライフル、弾薬、戦闘ナイフ、24時間偵察装置、熱画像照準器等59の装置が内蔵されている。なんという高性能。

地味にいるストームトルーパー。 Credit: dailymail

主要な世界大国が次世代の戦闘組織の開発に投資しているため、ロシアは将来のロボット構造やロボット化に積極的に取り組む姿勢をとっている。
そして昨年ロシアの軍隊は、ロボットとサイボーグが、陸上、空中、海上などで徐々に人間の兵士を取り替えると語った。

「未来の戦争はおそらく、兵士が互いに銃を打ち合うのではなく、ロボットやその操縦者が関わってくるものになる」
と、ロシアの国防技術研究機関(ARF)のリーダーであるAndrey Grigoriev氏は語った。

もしかするとスーパーマンスーツの中身は人間ではない可能性もある。戦争も行き着くところは、ターミネーター同士の戦いだったりするかも。

via: Dailymail.com, RT / edited by maxim

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