ニャンということでしょう。建築家が本気で猫の家をつくったら予想の斜め上だった

culture 2017/11/10

私たちが住まいに求めるものは、雨風を防ぐ以上にきっとなにか精神的な安らぎだ。それは野良猫も同じなのかもしれない。

そんな野良猫を救うために立ち上がった「匠」たちがいる。「動物のための建築家“Architects for animals”」という組織だ。

彼らはただの動物保護団体ではない。建築家やデザイン会社、またはデザイナーを招き、街の野良猫を支援する取り組みを行う団体であり、動物たちに避難場所を提供している。その前衛的な猫シェルターはイベント時に一般公開され、得た収益は恵まれない動物たちを扱う団体に寄付されるというシステムだ。

大聖堂のステンドグラスを想起させる窓、リサイクルのプラスチックから作られた生物形態の格子棚、カッコイイらせん状のシェルター。一見すると全く実用的でないというか、猫が困りそうというか。

しかしそこは建築家のお仕事。きちんと猫が使いやすいように設計されているらしい。

「今年集められた猫シェルターは、非常に創造性が高く、建築家は実際に猫がどのようにシェルターを利用するかについて長い時間をかけて考えました。」と非営利団体「フィックスネーション」の共同設立者兼所長、カーン・マイヤーズは述べた。

「これらのシェルターは、機能的で実用的な芸術品なのです」

それでは、世界の匠がつくった猫のお住いを覗いてみよう。

 

1.「これでいつでも引きこもれるニャ」

Credit: boredpanda

猫のベッド付きのコンクリートと木のポッド。
この木の壁は何に使うかといえば、なるほど天気に合わせて開閉できるようだ。これで雨の日も安心だ。

 

2.「オモチャの中に入れるみたいだニャ」

Credit: boredpanda

 

3.「モフモフで居心地ばつぐん」

Credit: boredpanda

某ネコ型ロボットアニメをほうふつとさせる、前からも後ろからも出入りできる、たくさんの猫のための集会所。
中はフェルトでモフモフなので、長話にぴったり。猫の打ち合わせにどうぞ。

 

4.「これならミサイルがきても安心かニャ?」

Credit: boredpanda

 

5. 「踊りたい気分?今宵は大聖堂で聖なるダンス」

Credit: boredpanda

 

6.「トンネルを抜けたら不思議の国かニャ……?」

Credit: boredpanda

部品交換可能な道具で出来たスパイラルシェルター。

 

7.「これでいつでも餌と一緒ニャ」

Credit: boredpanda

ユーモアに組み立てられた鳥の巣がある魚型猫シェルター。

 

8.「我歩くところに草木生え……気分はダイダラボッチ?」

Credit: boredpanda

 

9.「どことつながっているのかニャ?」

Credit: boredpanda

猫が這い回ることができるチューブ状の構造だ。もはや何がなにやら。

 

10.「ハープみたいだけど、ボクに演奏できるか不安だニャ」

Credit: boredpanda

 

11.「人間と猫の“w”in-winの関係」

Credit: boredpanda

運動もでき、爪も研げる多機能シェルター。

 

12.「これも折りたたみ可能だといいニャ」

Credit: boredpanda

折り紙に発想を得た猫用家具。

 

13.「ボクと勝負だニャ」

Credit: boredpanda

伝統的な海外のゲーム“jacks”を真似た「ホワイト・ジャック」。未来感ある。

海外ゲーム「ジャックス」のセット / Credit: amazon

 

動画では8番のアイテムをつくっている匠の姿と、実際に猫がリラックスしている映像が見られる。


Architects for Animals 2017 • Flora-Gato from Stephen Schauer on Vimeo

これらはただの猫の避難場所としてではなく、人間にとっても興味を引く活動だ。これによって人間と猫がもっと良い関係を築けたら、それはとても喜ばしいことである。

 

via: boredpanda, newatlas

SHARE

cultureの関連記事

RELATED ARTICLE