国際宇宙ステーションで絶滅危惧種の「フロッピーディスク」が発見される

space 2018/11/23
Credit: ESA/Alexander Gerst

11月20日に誕生から20周年を迎えた国際宇宙ステーション(ISS)において、昭和の人間にとっては懐かしいものが見つかりました。滞在中である欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士アレクサンダー・ゲルスト氏が発見したフォルダの中に入っていたのは、今や絶滅危惧種となってしまった「フロッピーディスクです。

「ナニコレ?」と思った若い世代の人たちのために説明すると、フロッピーディスクはかつてコンピューター・ストレージの主力として活躍していたもの。今やコンピューター界の「時代遅れ」のシンボルとして扱われるようになりましたが、彼らが輝いていた時期があったことは確かです。

ゲルスト氏は、自らのツイッターにて「#SpaceStation20th」のハッシュタグ付きでその発見をシェアしています。

おそらく、長い間読み込まれていないと考えられるそのフロッピーディスク。そのうち1つには「Norton Utilities for Windows 95/98」といった記載がされており、時代を感じさせるものです。Norton’s Utility はクラッシュ対策などを目的としてリリースされた便利なソフトであり、その最新バージョンは現在においても活躍しています。また、中にはNASAのロゴステッカーが貼られてあるフロッピーディスクも何枚かありました。

ある一組のフロッピーディスクには「クルーの個人サポート用ディスク」といったタイトルがつけられていました。そこには “Shep” と “Sergei” といった名前が添えられており、おそらくそれらは2000年の「第一次長期滞在」に参加したNASAの宇宙飛行士 “William Shepherd” と ロシアの宇宙飛行士 “Sergei Krikalev” を指していると思われます。

 

今年で20歳となり、成人を迎えた国際宇宙ステーション。この20年でテクノロジーは大きく進歩しましたが、それを支えた過去の遺物「フロッピーディスク」の登場は、私たちをノスタルジックな気持ちにさせてくれますね。

 

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via: cnet / translated & text by なかしー

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