「一年の計は元旦にあり」は間違いだった?目標は「毎週月曜日」に立てるのがよい

life 2018/12/30

Point
■元旦に「新年の目標」を立てるよりも、毎週月曜日にその週の小さな目標を定める方法のほうが効果的である
■この方法により、立て直すチャンスに多く恵まれるだけでなく、小さな目標を実現させた達成感からさらにポジティブな行動がとれるようになる
■人は週末にハメを外すことが多いので、目標を定めるのは健康に関心を持ちやすい「月曜日」など週のはじめがよい

年末が近づいてくると、そろそろ来年に向けての「目標」を考え始める時期です。中でも特に「健康」は誰しもが関心のある分野であり、ダイエットなど自らの健康を向上させる目標を「新年の抱負」として掲げる人も多いでしょう。

しかし、その判断はどうやら少し考え直す必要があるかもしれません。実際に2017年の米国世論調査機関「Marist Poll」が実施した調査において、元旦に誓いを立てた人のうちおよそ3分の1が、その行動を継続させることに失敗していることが分かっています。

「月曜日」に誓いを立てる

もちろん新年に向けて自らを律するための目標を立てること自体は素晴らしいことですが、その「実現可能性」を考えたときには違ったアプローチが必要になってくるようです。

そこで、専門家らが推奨するのが “Monday resolutions(月曜日の誓い)”という方法。これはすなわち「毎週月曜日」にその週の小さな目標を定めるというものです。専門家らによれば、この方法をとることで「新年の抱負」を掲げるよりも効果的に目標が達成できるとのことです。

こうして月曜日を「リセット」できる機会として確保しておくことで、多少目標から脱線してしまうことがあってもすぐに立て直すことができます。つまり、月曜日をその週における「新年」ととらえることで、先週の悪い行いを水に流し、新たな週に向けてリフレッシュすることができるということです。

「月曜日の誓い」を実行すれば、あなたは1年間に「52回」もの立て直しのチャンスを得ることができます。そして、その週に定めた目標を達成して「小さな達成感」が得られると、人はさらにポジティブな選択をするようになるといった「スノーボール・エフェクト(雪玉効果)」と呼ばれる効果も発生します。

特に「禁煙」を試みようとしている人にこの方法は非常に効果がありそうです。「来年こそはタバコをやめる!」と意気込むよりも、「とりあえず今週は吸わない!」と決めておいて、それが達成できたときに次の目標を考えたほうが禁煙が成功する確率が高いのです。

なぜ「月曜日」が適切なのか

リセットの曜日が「月曜日」であることにも意味があります。当然ですが、人々は週末である金曜日や土曜日には食べ過ぎることや飲み過ぎることが多く、健康について考えるタイミングとしては良くありません。

実際に2005年〜2012年までのグーグル検索を対象とした調査においても、「healthy(健康的な)」といった単語が含まれていた検索は、週のはじめ、特に「月曜日」と「火曜日」に多いということが分かっています。

 

「一年の計は元旦にあり」とは、あくまでも抽象的な目的にしておいて、ダイエットや禁煙などの健康に関する具体的な目標に関しては、ぜひ「月曜日の誓い」を活用して2019年の抱負に挑んでみましょう。

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referenced: cnn / written by なかしー / edited by Nazology staff

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