人間関係をさらに深める心理学的7つのテクニック

psychology 2019/01/17

パートナーが悩んだり苦しんだりしていると、「一番近くにいる自分がなんとかしてあげなければ」と思うものです。しかし、どう接すれば良いのか、何と声をかければ良いのか途方にくれることもありますよね。

そんな状況を打開するヒントが、心理学にはたくさんあります。その中から、パートナーとの関係に役立つ7つの心理学的コツを紹介します。

1. 相手に「期待している」と示す

「ピグマリオン効果」は心理学においてよく知られるもので、ロバート・ローゼンタール氏によって提唱されました。主な方法は、相手の振る舞いに対して「ポジティブな期待」を込めて接すること。「あなたなら必ずできる」とか「あなたはとても才能がある」というように相手に期待することで、期待された側もやる気が起こり、パフォーマンスの質は自然と向上するのです。

2.「プラス思考のサポート」をする

困難に直面しているパートナーに対しては、聞き手に回って相手を理解し、適切な助言をしてあげることが大切。ネガティブになるような説教は禁物で、「だから言ったでしょ!」とか「何度言えば分かるの!」というような言葉は、相手の気持ちを余計に沈ませるだけです。重要なのは「説き伏せる」のではなく「解きほぐす」こと。「自分を理解してくれている」という安心感が、あなたへの信頼度へとつながります。

3. 親切にすることで「ポジティブ循環」をつくる

人は他人から親切をしてもらうと、「何かお返しをしなければならない」という感情を持つようになるのです。これを心理学では「返報性の原理(Norm of Reciprocity)」と呼んでいます。相手に褒められると、今度は自分が相手を褒めたくなり、またそのお返しに…というようにポジティブな循環に入ります。さらに、人は貰うより与える方が幸せを感じるため、相互にお返しを繰り返すことで自然と仲は深まっていくのです。

4. 相手の視点を「リフレーミング」で変える

「リフレーミング」とは、視点を変えることで困難な状況を前向きな思考へと変化させる方法のこと。例えば、締め切りまであと1週間を切ってしまったとき、「まだあと1週間もある!」と捉え直してみるのです。そうすれば、「焦り」は「やる気」へと変わり、気分も心機一転させることが可能となります。もし、パートナーが学校や職場のことで悩んでいたら、一度話を聞き、ポジティブな打開策を一緒に探してみましょう。

5. 「共感リスニング」で相手に寄り添う

他人が悩んでいると、人はどうしても慰めたり、アドバイスをしたくなるもの。しかし、これは少なからず上からものを言う印象を与えてしまい、返って逆効果になることも。その前にまずは、相手の気持ちをすべて聞いて、同じ場所に並んでみることが先決。特に「気持ちはよく分かるよ」などと共感しながら聞いてあげることで安心感を与えられますし、何より思いの丈を吐き出すだけでも相手のストレス緩和に繋がるのです。

6. 最初は無条件に認める

心理学者のカール・ロジャーズが唱えた「無条件の尊重(Unconditional Positive Regard)」という方法によると、聞き手は相手の言い分すべてを、最初に肯定することが大切。明らかに相手の主張が悪かったとしても、まずは全面的に認めてあげるのです。最初から「君は間違っている!」と突っぱねると、相手は心を閉ざしてしまいます。「この人なら話を聞いてくれる」という信頼感を与えることが、良い話し合いの第一歩なのです。

7.「許しの心」で平和的関係を築く

どんなに気をつけても、私たちは人間ですから間違いを起こしますし、パートナーに腹が立って八つ当たりしてしまうことも必ずあります。そんなとき、ヒビの入った関係性を修復できるのは「許しの心」以外にありません。また、仲直りすることで以前の関係よりもずっと親密さは増していきます。折れた骨がくっつくと、前より強靭になるのと同様に、「許し」は互いの気持ちを強固なものにさせるのです。

悪用厳禁。他人を動かす7つの心理的効果とその対処法

reference: psychologytoday / written & text by くらのすけ

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