世界のどこかに眠っている16ケースのウィスキーを探せ

spot 2018/02/05

およそ50年前、カナディアンクラブウィスキーが25ケースのウィスキーを地球上のどこかに隠しました。ヒントはウィスキーの広告の中に隠され、当時は「我先に」と探す人たちで盛り上がりました。しかし場所が難解すぎて、そのうちの16ケースは今もまだ発見されていません。冒険とウィスキーを味わいたい方には、心躍る挑戦かもしれませんよ。

16 Cases Of Canadian Club Whiskey Have Remained Hidden For Nearly 50 Years
http://wackulus.com/like-whiskey-try-unconquered-48-year-old-challenge/

始まりは、ハイラム・ウォーカーが1830年代にデトロイトの雑貨屋でりんご酒をつくっていたとき。蒸留技術を磨き、強い酒を作れるようになりましたが、禁酒法の元デトロイトで作れなくなってしまいました。

しかしここで閉業するわけにはいかないと、対岸のカナダに工場を移し替え、操業を続けました。アメリカの法律で、ボトルに原産国を記すように決まると、ウォーカーはウイスキーのラベルにカナディアンクラブウィスキーと記すようになりました。その後、1920年代にはアメリカ全土でアルコールが全面的に禁止されてしまいますが、アル・カポネなどのギャングがカナディアンクラブのお酒を好んで買っていたそうです。

1967年、Hiram Walker and Sonsは、“Hide a Case”と名付けたキャンペーンを開始しました。それは、北極点やグレートバリアリーフ、デスバレーやキリマンジャロの頂きといった世界中の人里離れた辺境に、25ケースのカナディアンクラブウィスキーを隠すというものです。それから、そのヒントを様々な雑誌や販売店に広告として出し、冒険家たちに無料のウィスキーを探して世界中を周り、パズルを解くようにチャレンジしました。

Credit: wackulus

25個の最初に隠されたケースの内、16個は発見されました。このキャンペーンは数年に渡って繰り返されました。その中には、冒険に費やす時間やお金がない人に向けて、より到達しやすい場所に隠されたものもあります。例えば、ニューヨークの高層ビルの屋上でみつかったケースもあります。

そして2010年、このチャレンジはソーシャルメディアを巻き込んで復活しました。そこでは数千人もの冒険家たちが、10万ドルの賞金を得るために、様々なオンラインのタスクを競い合いました。そのときの挑戦者は、カナダからスタートして、ニュージーランドにあるトンガの離れ島でケースを発見することができたといいます。

しかしいまだに、いくつものケースが野生に放置されたまま発見を待っています。賞金を得られないかもしれませんし、見つけたウィスキーはひどい状態かもしれません。しかし、宝物を探し出すロマン覇健在。次にウィスキーを見つけるのは、あなたかもしれません。

 

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via: Wackulus/ translated & text by Nazology staff

 

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