なんで鏡は「左右だけ」が逆になるの?

science_technology 2018/04/11

鏡に映るものって水平にだけ対称になりますよね。この現象を「反射してるから」と聞けばなんとなく分かる気がしますが、実際に理解するのは少し難しいです。

例えば、「FOOD」と書かれた紙を鏡に写すと「ᗡOOꟻ」と見えます。「F」が「Ⅎ」のように上下反対になることはなく、文字と文字の並びが左右反対になっています。

次に、鏡の前で右手を挙げてみます。鏡の中の自分は左手を上げ、左右反対になるだけです。では、上下反対にならないのはなぜでしょう。鏡は上下左右を分かっていて左右だけ反対にしているのでしょうか。

この現象をわかりやすく説明したのが、物理学者のサブリナ・パスタースキーさんです。どうでもいいですが、パスタが好きそうなお名前です。

さて、このパスタースキーさんが、「鏡がこの世界をどのように映しているか」を動画で説明しているので、早速ご紹介します。

先程の「FOOD」が上下反対にならなかった原因は、鏡に映す時に水平方向に紙をひっくり返しているからです。ちょうど下の画像のように紙を映していたからです。

 

今度は紙を上下逆にして鏡に向けると、文字の並びは「ヒOOD」となります。

 

それでは、鏡はどのようになっているのでしょうか。実は、鏡は左右や上下を反対にしていません。前後方向を反対にしているのです。

Credit:geocities/座標軸を鏡に写した時の図

鏡は完全な左右対称ではないのです。しかし、前後方向を反対にしていると言われてもいまいちピンときません。

このちょっと想像しづらい現象に対して、パスタースキーさん手袋を使って説明しています。ちょうど自分たちの世界と鏡の世界は手袋の表裏のような関係なのです。

 

鏡の世界は、想像すればするほどなんとも神秘的ですね。

 

via:Science alert/ translated & text by ヨッシー

 

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