火星探査機キュリオシティ、原因不明のトラブルに見舞われ探査を一時中断

space 2019/02/26
今月10日にキュリオシティから送られてきた画像/ Credit:NASA/JPL-Caltech/MSSS
Point
・火星探査機キュリオシティがコンピュータの不具合を起こす
・原因は不明もコンピュータは回復、原因究明まで探査は中断

NASAの火星探査機キュリオシティが今月15日、探索中の火星で不具合に見舞われました。

火星探査機といえば、オポチュニティが今月14日、15年にわたるミッションを終了したばかり。果たしてキュリオシティは無事なのでしょうか。

原因不明も経過は良好、しかしミッションは一時停止

今月15日、火星を探査中のキュリオシティに原因不明のエラーが発生。搭載されたコンピュータが保護状態のセーフモードに切り替えられる事態が起きました。NASAのキュリオシティのプロジェクト副代表公式発表が行われました。

発表によると原因は不明のままで、現在メモリのスナップショット等の関連データを収集・調査中であるため、探査は原因究明までの間しばらく中断するようです。ただ、コンピュータを一度リセットしたところ今までどおり問題なく動作したようで、今後の探査に対する影響は小さいと考えられています。また、原因究明につながる手がかりを消さないためにキュリオシティに送るコマンドを制限し、メモリの変化を最小限にとどめる行動をとっているとの発表もありました。

キュリオシティが探索していたのはGlen Torridonという土地で、衛星軌道上から粘土鉱物が確認された場所です。粘土鉱物の存在は火星に水が存在していたことを示す証拠であり、探索機の科学チームが特に感心を寄せている内容でもあります。
科学チームはこれまでに取れている画像等のデータから、今後地表をドリルで掘る場所を200メートル先の特定の地点に決めており、科学チームのメンバーからは「この素晴らしい場所からサンプルを採取することを待ち望んでいる」というコメントも出ていました。

 

しかし一体、原因不明のエラーとは何なんでしょうね?

〜〜火星探査機劇場:オポチュニティ任務終了の裏で〜〜

オポ「3ヶ月のミッションのはずが15年働かされた件について」

キュリ「」(衝撃のあまりコンピュータがクラッシュ)

人類「原因不明のエラー」

おつかれオポチュニティ。ついにNASAが公式に任務終了を発表

reference: jpl.nasa.gov / written by 白大根

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