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そこ剥がれるの!?キングペンギンのくちばしに衝撃的な事実が判明、ネット民が騒然 (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2019.03.07 Thursday

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旭山動物園へ突撃取材しました

キングペンギンの繁殖期は、南半球の初夏にあたる12月から1月です。しかし、今回旭山動物園のペンギンの下嘴板が剥がれたのは北半球での春先の3月のことです。北半球の3月は初夏でもなければ、ましてや12月や1月からは時期が離れています。動物の繁殖のアピールは繁殖期にするような気がしますが、なぜこの時期にこの現象が起こるのでしょうか?

旭山動物園の広報担当の方に聞いたところ、次のような解答をいただきました。

キングペンギンにとって春先は羽毛が生え変わる換羽期で、換羽期の後、初夏の頃に繁殖期を迎えます。もともと、換羽期に下嘴板が剥がれることは自然なことで、旭山動物園のペンギンたちは南半球に生息する野生のキングペンギンと同じように季節に合わせて生きています。そのため北半球の春先であるこのシーズンに下嘴板が剥がれるようです。

つまりこのタイミングで下嘴板が剥がれるのは、繁殖期に向けた準備の可能性が高いということですね。

また旭山動物園の担当者さんからはこのようなメッセージもいただきました。

旭山動物園では今回のTwitterへの投稿のように「私達飼育スタッフとしては当たり前のこと」を発信しています。この「当たり前のこと」に大きな反響があることに大変驚いています。また、このような「当たり前」を伝えるようなことが私達の魅力だと思っています。そのため、これからも情報発信をしていこうと考えています。

旭山動物園さん、本当にありがとうございました!これからも様々な発信を楽しみにしています!

ペンギン1羽でこれだけの衝撃的知識があるということは、おそらく動物園ではもっと色んな発見に出くわすのではないでしょうか。

これはもう動物園に不思議を探しに行くべきですね!

体と頭がミスマッチな謎の古代生物の正体が明らかに

written by 白大根

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