愛した人がビン詰めに? 中国で遺灰をビン詰めする「エコ埋葬」が流行中

society 2019/04/15
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Point
■中国で遺灰をビン詰めにして埋葬スペースを減らす「エコ埋葬」のサービスを受ける人が増えている
■中国の都市部では現在スペースが不足しており、埋葬利用のための土地の価格が急騰中
■多くの国民がこのサービスを受け入れ始めており、今後も拡大することが予想される

中国で一歩進んだ「エコ埋葬」が流行中です。

中国の都市部では現在、遺体を埋葬するためのスペースが不足しています。そのため、墓地として利用できる土地の価格が急騰しており、中には居住スペースの2倍もの値段がつけられた場所もあります。

愛した人はビンの中に

この現状により、多くの国民にとって従来の埋葬方法は手の届かないものとなってしまいました。そこで、彼らが編み出した新たな埋葬方法は「ビン詰め」です。現在中国では、愛する人の遺灰を生分解性(微生物によって分解される性質)をもつビンに詰める形で埋葬をおこなう人々が増えているのです。

そうした「エコ埋葬」によって、従来の墓では500~600の遺体しかカバーできなかったスペースに、2,000人を埋葬することが可能であるとのこと。中国政府はこれまで、長きにわたってこの問題に対する解決策を模索しており、ようやくそこに1つの答えが出された形になります。

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「お墓」もアップデートが必要な時代に

「エコ埋葬」サービスを提供するTianshou社でマーケティングや企画を担当するソン・イン氏は、「エコ埋葬に対するパブリック・アクセプタンス(大衆の合意)は進んでいます。将来的には、さらに多くの人がこの土地を無駄にしない方法を採用することでしょう」と語っています。

お墓を「亡くなった人の家」であると考えれば、この先どの国においても墓のスペース不足が叫ばれるのは時間の問題です。こうして中国が動きをみせたように、この先「お墓」は姿・形を変えていくかもしれませんが、先祖を供養する気持ちに変わりがなければ、亡くなった人も納得してくれるのではないでしょうか。

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reference: futurism / written by なかしー

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