会社勤めにサヨウナラ。自営業のほうが幸せを感じることが判明

science_technology 2018/03/25
Credit: visualhunt

自営業は会社勤めよりも労働時間が長かったり、行く末が不安だったりでストレスが多いと言われています。しかし最新の研究により、自営業を営む人の方が幸せを感じる傾向にあることがわかりました。

Work orientations, well-being and job content of self-employed and employed professionals

http://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/0950017017717684

この研究は、シェフィールド大学の Peter Warr 教授とエクセター大学の Ilke Inceoglu 教授が行ったものです。彼らによると、自営業の人が幸せを感じる主な理由としては、彼らは仕事と生活に割く時間を自由にコントロールすることができるからだといいます。

研究では、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで金融、IT、教育関係など様々な職に従事している人を対象に、約5000人分のデータを収集。さらに、そのデータは一般社員、監督者、中間管理職、管理職または重役の4つポジションに分けられ分析されました。

その結果、自営業を営む人が最も幸せとやる気を感じており、会社勤めの一般職の人が最も仕事に対して満足しておらず、やる気もないといった結論が導き出されました。また、肩書きが監督者、中間管理職、管理職あるいは重役と上がっていくにつれ、満足度とやる気も上がっていきました。

Credit: pakutaso

Peter Warr 教授は次のように語ります。

「自営業の人にはあらゆる自由があります。新しいことを試してみてもいいし、自分の世界を表現することもできる。他社に対抗するのも自由です。彼らは自分の専門知識を使い、得意な仕事をするので長時間の労働も気にならないようです。高い水準で仕事をこなすことに大きなやりがいを感じているのです」

 

「働き方改革」が叫ばれる現代、どのような働き方をするかはもちろん個人の自由ですが、最終的な責任は自分にあることを忘れてはいけません。

 

via: the university of sheffield /translated & text by Nazology staff

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