タッパーの落ちないニオイを消す最終兵器が発見される

life 2019/05/05
Credit:旭化成
Point
■ジプロックのようなプラスチック容器の落ちない匂いが塩水によって簡単に落ちるとツイッターで話題に
■塩小さじ半と水小さじ3杯で作った塩水を容器に入れて10秒ほど振って水でゆすぐとニオイが落ちる
■ツイ主さんから「容器の小さな傷に吸着したニオイが塩水の浸透圧によって落ちるのでは」との回答が

プラスチック容器の落ちないニオイが、塩水で簡単に落ちることをご存知だろうか。

ジプロックなどに染みついたキムチなどのきついニオイは洗剤で洗っても消えないが、以下の方法でニオイが落ちるという。

塩小さじ半で作った塩水を容器に入れ、10秒ほど振って水でゆすぐ

え、たったそれだけ? と言いたくなるほどカンタンだ。

ジプロックだけでなく、タッパー、プラスチック製の弁当箱にも使える。

ネット上でも「マジでニオイ消えた」「洗っても取れないカレーのニオイがとれた」などの声が上がっているようだ。

でも、塩水に消臭効果なんてあったっけ?

不思議に思った編集部は、さっそく話題元の以下のツイ主さんに質問をぶつけてみた。

質問1. タッパーに塩水が消臭効果を発揮するのはなぜ?

仮説になりますが、匂いは容器の細かい傷などに吸着していると考えられ、塩水による浸透圧の差によって吸い出せるのでは。

「青菜に塩」という言葉を知っているだろうか?

細胞膜に食塩を振りかけると、細胞の外から中に入る水の粒よりも、中から外に出る水の粒の方が多くなる。そのため細胞の中の水はどんどん外に出ていき、細胞はしぼんでしまう。青菜に塩とは、塩によって青菜に含まれる水分が外に出てしおれてしまうことだ。

この現象と同じようにタッパー容器のキズに付着していたニオイ成分が、塩水によって吸い出されてしまったというのだ。

なるほど。塩に消臭効果があるのではなく、塩による「浸透圧」効果の可能性があるようだ。

Credit:pixabay

質問2. 塩水がほかの物質、たとえば重曹・酢・ミョウバンなどよりも消臭効果があるのはなぜ?

重曹・酢・ミョウバンも一定の効果がありますが、新たな味・匂いの影響が少しあったりという点もありますが、塩が、より身近な素材で試せるというのが、この方法の良いところかと思います。

塩水はより身近で手に入りやすく、処理もカンタンであることがポイントだ。

一方、重曹は苦味が残りやすい。酢はツンとしたニオイが残るため、アルカリ性の重曹や固形石鹸などで中和させる必要があり手間がかかる。ミョウバン水は簡単に作れて消臭効果はあるが、家庭にないことも多い。

どの家庭のキッチンに必ずあって簡単にニオイが落ちるのが塩水の良いところだ。気軽に試してみたい。

 

今回質問をさせて頂いたツイ主のゆくふむさんは、西洋わさび食用サボテンの販売をされている。興味がある方はぜひ訪れてみて欲しい。

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written by Nazology staff

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