宇宙科学者が新たな天体を発見!→すみません火星でした。

science_technology 2018/03/22
Credit: Pixabay

どんなにエライ人でも、失敗は付き物。新しい天体を発見したと思ったら、とんでもない展開になってしまったようです。

3月20日の深夜1:00〜3:45の間。宇宙科学者のピーター・ダンズビー教授がその「輝く物体」を発見したとき、彼は80ミリの屈折望遠鏡を使用していました。その物体は、その時間帯でずっと見えており、3月8日に同じエリアを観察したときには見えていなかったそうです。「それはそのエリアで最も輝いていた物体でした。この物体ついて知るためにさらなる観察が必要です」とダンズビー氏は興奮していました。

しかし彼は冷静になるべきでした。彼はその「輝く物体」の第一発見者ではなかったのです。そう、それは火星でした。

Credit: pakutaso

こういったミスは、ふつうは表沙汰にはなりません。しかし、宇宙科学者ピーター・ダンズビー教授は、残念ながらこの大失態を天文学者のテレグラムに報告してしまったのです。テレグラムとは、新たな発見をオンライン上でシェアするためのツールです。

「世紀の大発見」が「がっかりニュース」に変わるまでに要した時間はたったの40分。

その「発見」のわずか40分後にミスについて説明する報告がなされました。#11448にて報告した物体は、火星でした。お騒がせして申し訳ありません」

さて、どうしてこんなことが起こったのでしょうか。

私たちが写真集で見る星空とは異なり、実際の太陽系の惑星は動きまわります。そして、私たちが何億光年も離れた場所にある物体を探しているときには、火星が「エキサイティングな新発見」に見えてしまうことがあるのです。

天文学者のテレグラム公式Twitterは、このミスを面白がって「火星の発見者」であるダンズビー教授に証明書を発行しました。

「おめでとう “火星の発見者” ダンズビー教授!」

ダンズビー教授はそれを受け、これからはさらに注意することを誓うツイートをしました。

「チェック、チェック、トリプルチェック。いやもっとチェックしよう。」

 

立派な教授でさえこんな笑える宇宙規模のミスを犯します。そう考えると私たちのミスなんて小さく感じますね!

 

via: sciencealert / translated & text by nazology staff

 

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