8.ビーバーのダム
げっ歯類のエンジニアとして知られるビーバーは、木の枝を使って川の流れをせき止め「ダム」を作ります。
そうして川の中に作られた池の中に、ビーバーは家族で暮らせる巣を建築します。巣の入口を水中に設けることで、これがクマやコヨーテなどの天敵から身を護るシェルターとなるのです。
ダムの長さはおよそ3フィート(約1メートル)~1500フィート(約450メートル)と幅広く、カナダのウッド・バッファロー国立公園にはなんと2790フィート(約850メートル)の長さを誇る巨大なものがあります。
NASAの3D地球儀アプリ『NASA World Wind』の写真をみると、1975年にはそのダムは存在していませんが、それ以降の写真では存在が確認できるようになりました。