【実験】魔法のように色が変わる「ハロウィン料理5品」に挑戦、驚きの結果は? 変化の比較と徹底考察

2019.10.30 Wednesday

今年もハロウィンの季節がやってきました。

イベントの日というと、それにまつわる料理はつきものですよね。自宅でパーティーをする方もいらっしゃることでしょう。

ハロウィンらしい料理って何かあるかな…と考え、「魔法のように色が変わる料理」を作ろうと思いました! 以前の記事で「色が変わる鉱物」を取り上げましたが、色が変化するって驚きと楽しさがありますからね。できれば、食べているときにぱっと色が変わるのが理想です。

色が変わる食材と、色変わりの理由

今回、メインで使用する食材は以下の3点。

・紫キャベツ

・紫イモ粉

・バタフライピーティー(「バタフライピー」という花のお茶)

1枚目の画像
紫キャベツ。串刺しにしているのは、生長点を阻害すると鮮度が保てるから。

いずれもアントシアニンという色素が含まれる食材です。アントシアニンは酸性では赤色アルカリ性では青色が強くなる特性を持ちます。溶液中のpHを測るために使われる、リトマス紙と同じような仕組みです。リトマス氏の原料は、食材ではなくてリトマスコケという苔ですけどね。

このリトマスコケからとった色素がpHに反応して色が変わる現象は、1300年頃、スペインの錬金術師によって発見されたそう。このいきさつも魔法っぽくてハロウィンにふさわしいかも。

pHは溶液の酸性度・アルカリ度を示す指数(水素イオン濃度)で、0~14の値をとります。7が中性で、7より大きいとアルカリ性、小さいと酸性になります。

ちなみに、40代以上の人はpHを「ペーハー」、30代以下の人は「ピーエイチ」という呼び方で習っていることが多いので、年齢がわかる「リトマス紙」に。年齢をサバ読みしている方は要注意…。

2枚目の画像
バラフライピーティー

さて、料理サイトのレシピなどを参考にした結果、メニューは以下の5品に決定しました。

・紫キャベツ:怪しい紫色からピンクになるシチュー

・紫キャベツ:たれをつけるとピンクに。色変わりシュウマイ

・紫キャベツ:食べ物か脳が疑う? 青い色の焼きそば

・紫イモ粉:SNS映えする…かも?青緑色で蛍光ピンクの絵が描けるホットケーキ

・バタフライピーティー:青から赤紫へ。鮮やかな色変わりゼリーを作ろう

調べてみたところ、ハロウィンメニューを目的として、色が変わる料理のレシピがいくつかありました。しかし、どのくらいのスピードやレベルで変色するのか、感動の度合いとコスパは見合うのかといったことはわかりませんでした。

そこで、実際に試した結果や、そこからの考察により、もっとも効果的に見せるにはどうすればいいかどれがパーティメニューにふさわしいのかなどを考えてみたいと思います。はたして、狙いどおりになるんでしょうか。

1:怪しい紫色からピンクになるシチュー

材料(約4人分)

紫キャベツ(1/6)、ベーコン(1パック)、玉ねぎ(1/2)、ジャガイモ(1個)、ニンジン(2/3)、シチューのルウ(4皿ぶん)、牛乳(約200ml)

3枚目の画像

作り方

まずは、怪しい色のシチューを作ります(参考レシピ:ACOGARDEN / cookpad)。

基本的にシチューのルウのパッケージに書いてある作り方にならいます。ただ、色素をよく出すべく、紫キャベツを1cmくらいの幅に切り、水を鍋に注いだ段階で投入し、よく煮込みました。

また、ハロウィンらしくジャガイモとニンジンは、お化け、猫、コウモリの型で抜きました。ジャガイモのお化けはわかりにくいですが。

4枚目の画像

ルウと牛乳を入れて混ぜると、昔懐かしい『ねるねるねるね』のCMみたいです…。「イーッヒッヒッヒ」と言いたくなるかも。

5枚目の画像
サバト」っぽさもある?

できあがりの印象

盛り付けたときの見た目のインパクトは、個人的にはそれなりだなという印象。牛乳が中性なので、青色や赤色に偏らず、紫色になりました。

シチューだとベースが牛乳です。ミルク系のスイーツで、紫っぽい色をつけることってありますよね。シチューとすると違和感がある色ですが、まだ食べ物だな…と脳が認識します。

6枚目の画像

次ページ色はどう変わるか?

<

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

>

レポートreport

もっと見る

Special

注目pick up !!