今年もユニークな科学研究や驚きの発見がたくさんありました。
今回はその中から、世界を驚かせた「奇妙な科学研究9選」を紹介します。
1. 「ネッシー」のDNAを求めて
イギリス最大の淡水湖ロッホ・ネスで目撃されたという生物・ネッシー。
このウワサ話に決着をつけるため、研究者は、広大なネス湖から250点以上の水のサンプルを採取し、そこに含まれるDNAのかけらを調査しました。
結果、周辺に生息するシカやブタ、細菌、魚類、ヒトを含む3000種以上のDNA痕跡が見つかっています。ところが、ネッシーに近いとされる大型の水生生物はおろか、巨大なチョウザメやナマズといった生物の痕跡すらありませんでした。
しかし、大量のウナギは発見されており、一部には「ウナギが巨大化したものがネッシーではないか」とする意見もあります。まあ、ありえそうもないですが…