コロナウイルスの黙示録的な広がりをリアルタイムで追跡するサイトが公開

report 2020/02/01
左上に白字で総感染者数(Total Confirmed)、右上に白字で総死亡者数(Total Deaths)、緑字で回復した人数(Total Recovered)。下のグラフは中国本土と他の地域の感染者数。1月31日現在では、回復した人数より死亡者のほうが多く、感染増加に歯止めがかかっていない様子がわかる/Credit:gisanddata

コロナウイルスの広がりをリアルタイムで追跡できるサイトが、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者によって作成されました。

サイトの情報源は「アメリカ疾病管理予防センター」「世界保健機構」「中国のCDC(疾病管理予防センター)」の3ヶ所から収集されたデータであり、これらの情報を視覚的に表示しています。

各機関から新しいレポートが届くたびに、総感染者数、総死亡数、総回復数が更新され、それぞれの数を赤い点の大きさで表現しています。

データは以下のサイトから確認できます。

サイトからわかる中国本土の感染状況

1月31日現在の中国本土の感染状況/Credit:gisanddata

サイトの情報から感染状況を見てみると、発生地である武漢を中心に東側に向けて多数感染が起きていることがわかります。

特に海側のいくつかの地域では、人口密度が高いせいか、武漢周辺の農村地域よりも感染者が多くみられます。

マップの一番上の赤いマークは、北京(Beijing)の感染者数です。

武漢から距離があったせいか、意外にも感染者数は多くありません。

また武漢より西の地域に感染者数が比較的すくないのは、西は山あいの地域であり、海に面した東側よりは人の往来が少なかったからでしょう。

中国と中国以外の国で感染の勢いに大きな差がある

Credit:gisanddata

こちらは、感染者を中国本土と他の全ての国とで比較したグラフです。

数字だけみた場合、中国本土での感染に歯止めがかかっていない一方で、中国本土以外の地域では、感染者に劇的な増加はみられません。

コロナウイルスは中国で蔓延している一方で、他の地域では水際防衛が成功しているからとも考えられます。

なお、マップで使用されているデータはグーグルスプレッドシートからもダウンロード可能です。

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reference: sciencealert / written by ナゾロジー編集部

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