知り合いから「親しい友だち」へ必要な時間は「200時間」

society 2018/04/02
Credit: Pixabay

大人になるほど新しい「友だち」を作ることが難しくなります。それは、そのために割く「時間」がなくなることが関係しているのかもしれません。

最新の研究により、ある人が「知り合い」から「親しい友人」になるまでに200時間以上かかってしまうことがわかりました。

How many hours does it take to make a friend?
http://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0265407518761225

研究を行ったカンザス大学のジェフリー・ホール氏によると、これは一緒に遊んだり、おしゃべりしたり、ゲームをしたりする時間についてであり、一緒に働いた時間はあまり考慮されないとのこと。

Credit: Getty Images

研究ではまず、355名の成人が対象になりました。対象者は6ヶ月以内に引っ越しを経験しており、新たな友人を探していました。そして、引っ越した後に知り合った人について、時間の経過とともに親しさの段階がどう変化するのかを調査しました。段階は「知り合い」「カジュアルな友人」「友だち」「親しい友だち」の4つに分けられました。

次に、引っ越したばかりのカンザス大学の新入生112名を対象に調査を行いました。そこでは学校が始まってから知り合った2人の人物を挙げてもらい、4週間後と7週間後にそれぞれ関係がどのように段階を踏んだのかを調査しました。

そして2つの実験を総合し、ホール氏は関係がステップアップするまでにかかる時間を導き出しました。それがこちら。

「知り合い」から「カジュアルな友人」:40〜60時間

「知り合い」から「友だち」:80〜100時間

「知り合い」から「親しい友だち」200時間以上

ホール氏はこの結果を踏まえ、「指を “パチン” と鳴らして友だちになることはできません。そこには一定の時間が必要になります。そして、親しい友人と良好な関係を維持していくことは人生においてとても重要なことです」と述べています。

 

「友だち」は一日にしてならず。

時間をかけて育んだ友情は、簡単に壊れることもないでしょう。

 

via: futurity / translated & text by Nazology staff

 

関連記事

責任感と共感力がある人は要注意? SNS中毒になりやすい3つの性格

人の気持ちを理解できないのは遺伝子のせい?

それは「スマホ中毒」ではなく「社会交流中毒」だという話

新しいスキルを2倍速く習得するコツは「わずかな変化をつける」

SHARE

societyの関連記事

RELATED ARTICLE