額に大きな「こぶ」? 研究者があのクロマニヨン人の顔を再現

history_archeology 2018/04/03
Credit: CHARLIER / VISUALFORENSIC / UVSQ / VIA AFP-JIJI

印象的な額の大きな「こぶ」。

この男性、実は研究者たちが再現したクロマニヨン人なんです。

写真をみると、顔が腫瘍で覆われていることがわかります。額の大きな腫瘍だけでなく、小さな腫瘍が顔全体、特に口、鼻、目の周りに広がっています。研究者によると、腫瘍は体中に広がっているとのことです。

1868年、フランスにて約2万8000年前の男性クロマニヨン人の骸骨が見つかりました。そして、それからちょうど150年が経った今年、人類学者フィリップ・シャルリエ氏を含む研究者たちは、再びその調査を行いました

その結果、新たな発見がありました。クロマニヨン人が神経繊維腫症 (Neurofibromatosis) に侵され、苦しんでいたことがわかったのです。神経繊維腫症とは遺伝性の疾患で、良性の腫瘍の原因となるものです。また、頭蓋骨を調べたところ、腫瘍の痕跡とみられる傷が発見されました。さらに、左の耳の穴にも損傷が見つかり、腫瘍が成長した跡だとされています。

こういった新たな調査結果から、このようなリアルな「クロマニヨン人中年男性の顔」が再現されました。

 

via: phys.org / translated & text by Nazology staff

 

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