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地球史上最高の激戦時代は「1億年前のサハラ砂漠」だった

2020.04.28 Tuesday
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Credit: Artwork by Davide Bonadonna

サハラ砂漠の西部、モロッコとアルジェリアの国境に「ケムケム層(Kem Kem Group)」という地層群があります。

この地層は、白亜紀後期(1億50万〜6600万年前)にあたり、これまで数多くの化石が発見されてきました。

そして今回、国際科学チームは、このケムケム層から出土した過去100年間にわたる化石の最も大規模なレビューを作成。

その結果、「約1億年前の西サハラ砂漠は、地球史上もっとも過酷なバトルフィールドだった」と報告されています。

恐竜時代の「ゴールドラッシュ」?

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サハラ砂漠/Credit: ja.wikipedia

化石研究から、約1億年前のケムケム層周辺には、広大な河川システムが構築されており、多くの水棲生物が集っていたことが分かっています。

主に生息していたのは、シーラカンスやハイギョといった魚類。つまり、肉食竜にとって、この地はエサが豊富な宝場だったわけです。

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Credit: zookeys

当然ながら、豊かなエサ場には、凶暴な捕食者たちは集います。北アフリカの肉食竜たちは、このエサ場を目指して西進したのでしょう。

まさに恐竜時代のゴールドラッシュですね。

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