全てが謎に包まれている…赤いカタツムリ「Fire snail」

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Credit:facebook

上の写真は、Facebookの「Maxs Exotic Pet Garden」にて断続的に紹介されている「Platymma tweediei(通称:Fire snail、炎のカタツムリ)」と呼ばれている陸生のカタツムリの一種です。

写真からもわかるように、Platymma tweedieiは非常に大型。なんと中には30cmまで成長するものもあるんです。

生息地は世界でただ一か所

中央の色がついた部分が生息地/Credit:google map

Platymma tweedieiの生息地は世界でただ一か所、マレー半島内陸部の標高1000mを超える半径100kmほどの雲霧林のみです。

雲霧林は標高が高く湿っているために常に雲や霧のなかにある/Credit:wikipedia

雲霧林とは、熱帯地方の山岳地帯に形成される、常に雲や霧に覆われた森です。

Platymma tweedieiの大きな体を生存させるには、この雲や霧といった特殊な環境(低温多湿という困難な環境)を再現する必要があるために、飼育は極めて困難だと言われています。

コレクターによって乱獲されている

Credit:facebook

飼育の難しさの反面、Platymma tweediei(Fire snail)はドイツ・ロシア・イギリス・チェコ共和国のコレクターの間では大人気。

しかしコレクターたちの試行錯誤にもかかわらず、世代を超えた飼育には成功していないとのこと。

そのため趣味を続けるためには、絶えずPlatymma tweedieiを購入し続ける必要があるとされています。

そして絶えない需要は現金収入を求めるハンターや地元民による密漁と乱獲を引き起こしており、2007年から2013年の間に取引量は20倍も増えているのです。

主な食糧はコケと枯れた木に生える真菌

Credit:facebook

Platymma tweediei(Fire snail)の主な食糧は、雲と霧によって生じたコケや湿気を含んだ倒木に生える粘菌や真菌と言われています。

しかし、これまでPlatymma tweediei(Fire snail)について科学的な研究はほとんど行われておらずPlatymma tweediei(Fire snail)について書かれたWikipediaも存在しません。

コレクターの飼育は完全な手探り状態にあり、世代を超えた飼育ができない理由も、情報の少なさからきているのかもしれません。

なぜ赤いのかもわからない

Credit:facebook

また、体が赤い理由も不明のまま。

一般的には、鮮やかな色合いは自分に毒があることを捕食者に警告する役割をしていますが、掴んでいる写真でわかるように、少なくとも人間の皮膚には害がなさそうです。

ほぼ全てが謎に包まれているPlatymma tweediei。

赤い理由だけでも解き明かせば、博士論文が書けるかもしれません。

「鉄の殻」を持つカタツムリが絶滅の危機に

reference: odditycentral / written by katsu
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