
この黄色く輝く不思議な生き物の正体は、オーストラリアのメルボルンで保護された「オポッサム」の子供です。
オポッサムはそのネズミのような外見から「フクロネズミ」とも呼ばれています。通常は灰色や褐色ですが、今回保護されたオポッサムは真っ黄色。
海外では、「黄色いネズミ=ピカチュウにそっくり!」と話題になっているようです。
しかし、オポッサムは夜行性の生き物。
なぜ暗闇で目立つ、明るい色になってしまったのでしょうか?
明るい黄色は突然変異の結果

オポッサムはオーストラリアやニュージーランドに棲息する小型の有袋類で、通常は樹上生活を行いながら暮らしています。
主な食べ物はユーカリの葉ですが、虫や小型の脊椎動物など動物性タンパク質も食べることがあります。
そのため通常は森に溶け込むために地味な色をしているのですが、今回保護されたオポッサムの子供は突然変異のせいで色素(メラニン)が薄くなり、黄色くなってしまったとのこと。
ですが、変異が起きた個体は、このオポッサムだけではありませんでした。