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星のソムリエ®が選ぶ、今月の星の見どころベスト3【2020年6月】 (3/4)

2021.01.27 Wednesday

2020.05.31 Sunday

前ページBest2.4日(木):水星が夕方、今年もっとも高く昇る

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Best1.21日(日)全国で部分日食が見られる

今回は太陽が欠けた状態で昇ったり沈んだりするケースではなく、全経過を見られますよ。

部分日食になるのは、西の空に沈みかけのときですが、欠けはじめの高度は30度ありますし、欠け終わりの高度も10度ほどあるので、建物があっても何とか大丈夫そうです(東京の場合)。

ちなみに、アフリカから台湾にかけては金環日食になるため、日本では南へ行くほど大きく欠けます。

食分最大は沖縄では0.83、東京では0.47、札幌では0.29となるので、かなり違いますね。

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Credit: 国立天文台

前回の部分日食は2019年12月26日で半年ぶりのチャンス。ただ、前回は全国的に天気が悪かったため、その前の2019年1月6日以来で約1年半ぶりの人も多そうです。

筆者も12月は無理だったので、こちらは1月に撮ったもの。東京では今回これよりも欠けますね。

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Credit: ofugutan(2019年1月6日に東京で撮影)

なお、必ず太陽観察専用のメガネや太陽フィルターを通して見ましょう。

1位にした理由

Good!:部分日食は見られない年もあってちょっとレア。天文現象としてわかりやすく話題になりやすい。日曜日なので観測もしやすい。

Bad!:梅雨の真っただ中と予想されるので、天候が不安。

以上、今月の星の見どころベスト3【2020年6月】でした。

次ページ先月の「ベスト3」実際にどう見えた? レポート

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