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生きた姿をほぼ完全に保つ「恐竜のミイラ」がスゴイ

2020.05.25 Monday
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2011年に見つかった「ノドサウルス」の化石/Credit: earthlymission

恐竜の化石発見は今やそれほど珍しいことではないので、驚きも少ないかもしれません。しかし、恐竜のミイラの化石となれば話は別でしょう。

上画像は2011年にカナダ・アルバータ州の鉱山で見つかった「ノドサウルス」の化石です。

復元作業には、実に5年の歳月(計7000時間以上)が費やされ、2017年3月にようやく、地元の「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」で一般公開が始まっています。

驚くべきは、ほぼ完全な状態で保存された骨格以上に、なんと皮膚や消化管などの内容物が残っていることなのです。

化石は1億年前に生きていた草食恐竜

化石は地元の鉱山作業員により偶然に発見された後、連絡を受けた同博物館が復元作業を行いました。

結果、約1億1000万年前の白亜紀前期に生きていた草食恐竜のノドサウルス科に属することが判明しています。

ノドサウルスは、白亜紀(約1億4500万〜6600万年前)を通し、主に北アメリカ大陸に生息した恐竜です。

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復元途中の標本/Credit: Government of Alberta

全長5.5メートルほどで、四足歩行。背中とわき腹には鎧のような皮膚が生えており、天敵からの保護の役目を果たしていました。

しかし、ひっくり返ると柔らかい腹部があらわになるため、襲撃時は、しゃがみこんでお腹を隠したのだと思われます。

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